★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第598号「"エレチョ2021"遂に月刊エレクトーン2021年8月号に掲載頂く!」

 2016年にスタートした「エレクトーン聴内会」ですが、2021年の夏…なんと、この度月刊エレクトーン2021年8月号の読者コーナー「Zoom Up!」に掲載頂きました。今回は、この初めての出来事についてご紹介したいと思います。

 

●わ…わしも月エレにいんたびゅーされたいもん

 全ての始まりはこのつぶやきといってもいいでしょう。今年5月26日のつぶやきです。ツイッターのタイムラインにおいて、「月エレにインタビューされたいなぁ」という趣旨のつぶやきを発見したことから、共感の想いを込めて僕もこのようにつぶやきました。エレクトーンファンであれば、誰もが憧れる月刊エレクトーンへの記事の掲載。「エレクトーン聴内会」のこともご紹介頂けたら、もっと興味を持ってくださる方が増えるに違いない…と思っていました。

 

●6月コンタクトを頂く!

 憧れと共に時は流れ6月に入りました。梅雨で雨が多い時期の中ですが、それは突然やってきました。なんと、月刊エレクトーン様より「エレクトーン聴内会」のことについて記事にして頂ける機会を与えてくださったのです。この瞬間、本当に心から嬉しく、言葉にならなかった感情がいっぱい胸にありました。「回答いただけますか?」の返答に「もちろん!喜んで受けさせてくださいッ!」とお応え致しました。

 

 質問事項は、エレクトーンをはじめたきっかけ、現在のエレクトーンとの関わり方、そして「エレクトーン聴内会」の紹介について等です。どの質問も回答するのにじっくりと考えながらWordに文章にしていきました。エピソードが多すぎて、なかなかうまくまとまらないという…!!あれもこれも!!と欲張りたい気持ちを抑えつつ、自分なりに要点を絞って回答していきました。

 

 振り返ってみれば、エレクトーンとの出会いは母親のC-100でした。このエレクトーンに出会わなければ、今のエレクトーン好きな自分はいないかもしれません。この古いエレクトーンとの出会いが全ての始まり…このポイントを起点にキーボードを打つ手がゆっくりと文章を作っていきました。

 

●出来上がった回答を送信!

 質問を頂いた翌日には全ての回答を終えることができました。出来上がった初めての雑誌掲載頂く"原稿"なるファイルを送信しました。また、写真も掲載頂けるとのことで、YouTube上ではお馴染みのアングルからの写真を1枚添付致しました。

 

 雑誌に掲載頂く経験なんて、これまでの人生振り返ってみても、あって「読者投稿欄に投書の掲載」程度でした。取材という形でコンタクトを頂き、記事となって雑誌の掲載へとつながっていく過程を体験することは初めてのことであり、「こういう風に雑誌になっていくんだ」と新たな世界を少しだけ覗いたようでした。

 

 後日、完成版を拝見したのですが、その出来栄えに驚くばかり。質問に回答したものの、素人の文章なので散文であったかと思うのですが、決まったレイアウト内に要点をしっかりと捉えた文章が整列していたのでした。「プロだ…本当にすごい…」と、その完成度の高さにまた驚くのでした。言いたいことが簡潔明瞭に表れているのです。

 

●店頭で月エレ2021年8月号を手にとる!

 そして、7月17日土曜日。楽器店に確認してみると「8月号入荷していますよ」とのことでしたので、早速店頭へ行ってみました。平積みされた月エレを手にとり、パラパラとページをめくると…あった!!!!!!!!!!載っとる!!!!わしが…!!わしがエレクトーン弾いとる!!と、ひとり感動するのでした。

 

 記事が掲載されている雑誌を購入するという体験は、きっと作家さんであれば、自分の作品が掲載された時のように…なんともいえない喜びってこういうことなんだろうなぁとふと思いました。普段、何気なく買っている雑誌等ですが、いざ自分が関わっているともなると、こうも感じ方が変わるのかと思いました。

 

 「エレクトーン聴内会」はその名のとおり、身近な方々が集って始まったエレクトーン動画企画ですが、この企画をきっかけに月刊エレクトーンに掲載頂く本当に大変な貴重な経験をさせて頂きました。これは、毎年出演頂いている皆さん、そして楽しみにしてくださっている皆さんのおかげこそだと感じております。

 

 月エレに掲載頂いたことを糧に、もっと多くの方々にエレチョを知って頂き、今秋も楽しい会になるよう共に取り組んでいきましょうね。そして、このような機会を頂いた月刊エレクトーン様、編集部様に感謝すると共に、会長としてその責務を全うしていきたいと思うのでした。ありがとうございました。

第597号「"エレチョ2021"作品続々届いています!」

 2021年6月も下旬になりました。梅雨シーズン真っ只中で、夜には蛙の声が聴こえております。さて、そのような中、エレクトーン聴内会2021にご出演頂く皆さんの作品も届いております。現在の到着状況をご紹介させて頂きましょう。

 

●5作品到着しております!!

 2021年6月26日現在、5作品が到着しております。そのうち、4作品がA組、またはB組に該当し、1作品が休憩動画です。直感の感想はツイッターにてご紹介させて頂きましたが、ここでは全体に対するぼんやりとした思いを綴りたいと思います。中身については、本番までのお楽しみですので、ワクワク!!想像しながらご覧くださいね。

 

 一番感じたことは、「エレクトーン聴内会2021」に対して熱い情熱が作品にこもっているということです。これは、今回だけに限ったことでなく初回から参加頂いた皆さんからずーっと感じていることです。エレクトーン聴内会は、"演奏技術"や、"誰それがううまいどうのこうの"という視点ではなく、「身近な仲間が集い、手作りのエレクトーン動画を鑑賞、楽しみましょう」というコンセプトで運営しております。そのコンセプトに沿った情熱ある作品が今年もこの早い段階で一足先に確認できたことは会長としても嬉しいことであります。

 

 皆さん作品と共にメッセージも添えてくださいます。みなさん「これが今の精一杯です‥!!」といった趣旨でお言葉を下さるのですが、僕としたらどの作品も口がアングリ状態で…いえいえいえ!!このような素晴らしい作品を…!!6月にですか!?と、こちらが驚く事が多々ありました。鳥肌ぶわっ!!となりますし、リズミカルな作品は肩がユラユラと自然とゆれます。感動して、シークバーが最後になる頃にはジンワリと…!!

 

 「演奏技術は問わない」としておりますが、それでも皆さん全く同じ技量ということではないためにA組、B組と便宜上分けている中で、各々が持つアイディアが光り、エレクトーンという共通の楽器を用いて、ご自身なりに演奏を楽しんでいる姿は本当に素敵であり、エレチョというステージに立って頂きありがとうございます!!の感謝に尽きます。

 

エントリーシートも随時記入いただいております!!

 作品が到着する中、事前に記入頂くエントリーシートの状況もご紹介させて頂きましょう。既に、上記にて作品が到着した皆さんについては全ての項目(作品タイトル、機種名、ひとこと)について終えていらっしゃいます。ありがとうございます。現在も、引き続き作品作りに取り掛かってくださっている方々についても、作品タイトルまたは、一言、機種等既に記載できる項目について記入頂いています。

 

??エレクトーンの機種は??

 気になる項目の一つであるエレクトーンの機種の状況についてですが、現行機種であるSTAGEA02シリーズをはじめ、どうやらそれだけではないようです!!YouTubeでも見かけるあの機種や、中には思わず「懐かしい」と感じられる"思い出"の機種も登場する予感がします。

 

 過去のエレチョにおいては、出演者全てSTAGEAシリーズであったり、ELシリーズが登場、またHSシリーズからSTAGEAシリーズの全ての機種が一つの作品に登場したり…さらに、"木のエレクトーン"と表現される往年の名機エレクトーンも登場して参りました。毎回、バラエティに富んだエレクトーンの機種が登場するのもこのエレチョの魅力でもあります。果たして、今回登場するエレクトーンはどんな機種なのでしょう!?こちらもお楽しみに。

 

??作品タイトルは??

 こちらも気になる項目だと思います。皆さんはどんな作品名が登場すると思いますか?過去のエレチョにおいては、エレクトーン曲集でもお見掛けしたことがあるタイトルや、アニメソング、本番当時流行していた曲や、エレクトーンとの相性抜群!!ゲームソングと実に幅広い曲名が連なっていましたね。

 

 エレチョ2021のエントリーシートを再度確認してみますと…!?現段階において、上記のような要素を持ったタイトルも期待できるかと思います。まだ、作品タイトルをじっくりと考えてくださっている方もいらっしゃいますので、ここは締め切りになるまでわかりません。引き続き楽しみにしていてくださいね!

 

 …ということで、6月下旬のエレチョ2021の進行状況は以上のような感じです。全体をぼんやりとした感想でまとめまして、「結局どんな感じなの!?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが…!!本番までまだまだ時間がありますので、じっくりと想像して楽しんでくださると幸いです!!それでは、また次回のレポートでお会いしましょう!

第596号「"エレチョ2021"最速!第1作品目到着!」

 先日、5月1日にエレチョ2021に出演頂けるメンバーを募集しました。約30分するかしないかぐらいであっという間に予定の枠は埋まり、出演者が決定しました。そして、例年、出演者に依頼しているエントリーシートのリンク先をお知らせして1日経過したのですが…!?

 

●作品完成のDMが届く!

 エレチョ2021も本格的に始動し始めた2021年5月。毎年、春先のこの時期に出演者の決定からエレチョ2021は秋に向けて活動開始します。5月上旬から下旬にかけてエントリーシートのリンク先をお知らせし、既に記入しやすい項目(使用機種等)はポツポツと埋まっていく傾向があります。

 

 会長である僕も、エントリーシートの記入状況を拝見しながら、(少しずつ埋まってるなぁ。毎年、9月10月頃に提出ラッシュがあるなぁ)とフフと自然と笑みを浮かばせながら、その様子を見守るのです。しかし!!今年は違いました!!

 

 DMの到着をお知らせするアラームが鳴る。なんだろう?エレチョの質問か何かかな?と確認してみると、なんと「作品ができました」とのこと。出演者決定から24時間経過していないにも関わらず、ぇっ!?と思わず声が出たほどでした。

 

 リンク先を確認してみると、そこにはエレクトーン作品が再生されるのでありました。こ…これは…!!すごすぎ…!!もうできとる!!!とあまりの完成スピードの速さ、そして、作品の完成度の高さに驚きを隠せませんでした。すぐさま、動画を確認した旨をお伝えしたのです。

 

 これだけのスピードで作品提出ができるなんて…!?とまだ驚いていたのです。実は、提出頂いた作品は、エレチョ2020終了直後からなんと、エレチョ2021に向けて動き始めていらっしゃったとのこと。当然、エレチョ2020終了直後は、僕自身「ふぅ、終わったのぅ…!!楽しかったのぅ!!」という余韻に浸るばかりで、先のことなんて未定でした。…にも関わらず、水面下で着々と作品制作に向けて動いていらっしゃったことに、嬉しさと共にこんなにも先を見越して動いてくださったことに感謝しかありませんでした。

 

 大半の方がそうであるように、生活していくにおいて「エレクトーンだけに時間を割いていればいい」という方より、仕事や学業に専念されている方が多いかと思います。その貴重な時間を使って、こんなに完成度が高い作品を提出頂いたこと。本当にうれしい出来事でした。

 

 今の時点で作品提出を頂きありがとうございました。そして、当日は一緒に楽しみましょう!とお返事させて頂き、エントリーシートに「提出完了」のマークを付け、引き続きエントリーシートの記入を見守るのでありました。

第595号「"エレチョ2021"出演者決まる!」

 2021年もお楽しみ企画「エレクトーン聴内会」シリーズが動き始まりました。今年で6回目を迎えるこの企画。今年も出演頂けるメンバーを募集したところ、あっという間に募集上限に達しました。ありがとうございます!

 

●5月1日にメンバー募集開始!

 毎年、ゴールデンウィーク開始時期にあわせ、エレチョにご出演頂けるメンバーの募集を行っています。今年は5月1日の22時より受付を開始しました。例年、多くの出演希望者よりDMにてメッセージを受付、先着順により出演者を決定しています。

 

 今年はどのぐらいのメンバーが集まるのだろう?と期待と不安が渦巻く中、21時58分に「出演者募集スタート!」告知のツイッターメッセージを作成して、送信準備をしていました。そして、いざ22時に送信。この瞬間からDMの到着順に応じて、出演者を決定していきます。

 

 22時になった瞬間からDM到着を知らせるアラームが断続的に鳴り響きました。こんなにも早くにDMが到着するなんて、とても嬉しかったです。今回も昨年同様、エレクトーン初心者、エレチョ初めての方対象のA組を8組、エレクトーン経験者、エレチョ2回目以降出演者対象のB組を8組、そして休憩時に癒しをお届け頂ける休憩動画3組の合計19組を募集致しました。

 

 どんどんアラームが鳴り響き、1組ずつ整理しながら、出演立候補お礼のDMを返していきました。最終的にA組5組、B組11組、休憩動画4組+会長の合計20組となりました。

 

 DMを送付頂いた皆さんの中には、一言メッセージを添えてくださった方が多数おられ、そのメッセージを拝読する度に、今回も楽しい企画になるといいなぁとじんわりとするのでした。

 

エントリーシートの受付!

 出演者決定と同時に、エレチョ2021用のエントリーシートも作成しました。記入内容は、作品名や使用機種名、そして作品に対するひとことメッセージ等です。これらの内容を出演者の皆さんには随時更新頂くのですが、全欄を把握できるのは出演者のみの権限となっております。毎年、この欄がうまっていくのを見届けるのも楽しみの一つ。今年はどのような作品名が登場するのでしょうか!?

 

 …という具合にスタートした「エレチョ2021」です。こちらのブログにおいても、本番当日までの動きを追ってレポートさせて頂ければと思いますので、併せてご覧くださいね。それでは、また次回のレポートをお楽しみに!

第594号「"ブロマガ終わり!?"2013年執筆開始から8年!」

ニコニコのブロマガサービスが近いうちに終了するそうです。2013年にブロマガ開設して、主にエレクトーン中心の記事を執筆してきました。時間にすると8年も経過し、号数もこの記事で594号というものすごい数になっております。今後はどうしようかな?

●エレ視点でタイムリーに…!
 このシンプルなフォームがとても気に入っていました。書きたいことを書きたい時に自由に記述できるニコニコのブロマガ。僕は、エレクトーンのことをたくさん記事にしてきました。時に4桁を超える閲覧数を記録したことがあったり、かつて盛り上がっていた「エレクトーンホイホイ(通称エレホイ)」に関連した記事や、今も継続中の「エレクトーン聴内会(通称エレチョ)」に至るまで、実に幅広い"エレネタ"を扱ってきておりました。

 ツイッターでは情報量が限られているけれど、このブロマガにおいては大量の文字情報を瞬時に発信することが出来る点が利点ですね。エレチョ出演者のご紹介、今後の日程といったことから、エレクトーンの新機種のウワサといった不確実なことも楽しく膨らませながら記事にしていました。また、旅行先でエレクトーンに関連したイベント等に行けばたちまち「エレ旅行記」に変化しました。エレクトーンの"今"を発信できる素敵なツールだったように思います。

●おかげさまで600号直前!
 そんなブロマガがここまで続いたのは、無限に生まれるエレネタもそうですが、一番は記事をご覧になって下さる皆様によって支えられていた点でありましょう。ブロマガに直接コメントを寄せてくださった方、連携先のツイッターにリプライを残してくださった方等、いろいろな形で反応を知ることが出来ました。

 月に数回の更新もあれば、全く更新の無い月もあったりと不定期ではあったものの、サービス終了まで1回も閉鎖することなく、オープンの状態で執筆をすることが出来たのもこみ上げるものがありますね。気が付けば600号直前になっていました。

 こんなに続けているブロマガなのに、サービス終了はあまりにも残念でなりません。ブロマガサービスは一応有料なので、それなりにお金を払って更新して参りました。僕にとっては、そのぐらい価値のあるサービスでした。幸い、データ移送可能ということだそうなので、過去の記事含めお引越しを検討しています。今後の情報発信や、エレチョ2021等のお知らせは移送先でのブロマガに類似するサービスを活用できたらいいなと思います。

●8年もの長期にわたりご愛読ありがとうございました!
 ニコニコのブロマガサービスは終了しますが、「エレクトーンネタ満載のかめブロマガ」は今後も継続していきたいと思いますので、引き続きご覧になって下さる方…ぜひご期待ください。また準備が整いましたら、お知らせさせて頂こうと思います。一旦は、このかめのブロマガをご覧くださりありがとうございました!!をお伝えさせて頂きしょう!

第593号「"小林武さん"エレのプロにエレ動画をご視聴頂いた嬉しさ」

それは突然の出来事でした。仕事の途中でトイレに行く際にチラリとスマホを確認すると、自分にリプライがあったのですが、最近何もつぶやいておらず「なんだろう?」と確認すると、そこには…!

YouTubeエレクトーン動画の奇跡
 かめさん!小林さんが…!!と一体何事かと思いきや。エレクトーンプレイヤー、エレクトーン市販曲集のアレンジャーでもある超有名人"小林武さん"が、僕のエレクトーン動画のことについて、ツイッターにてつぶやいて下さっていた、とのことでした。

 "YouTubeでかめさんという方の動画を発見!フォロワーさんもコメントしているので有名な方なのかな。。。ライオンをオリジナルレジストで弾いていらっしゃる!自分も学生時代に市販の楽譜をオリジナルレジスト作ってました(笑)こだわりって大切!って改めて感じました!"

 実際のつぶやきを拝見すると‥わしの名がッ…!?驚きと共にしかも、ご視聴頂いた作品が「ライオン」だったことにもびっくりしました。この「ライオン」の作品制作時、ちょうどみんながこの曲のエレクトーン動画を作っていた頃、「わしも弾いて作りたい…」と思っていた時です。市販曲集「神曲」にも収録されていたこともあり、こぞって弾いてエレクトーン動画を作っていましたね。

 何より「オリジナルレジストで弾いていらっしゃる!」というお言葉に感激しました。更に「こだわりって大切!」と続きます。僕にとってエレクトーンは限られた時間の中で楽しむひと時。「こんな音で弾いてみたいな。今度はこんな曲弾いてみよう」という思いでエレクトーンに向かっております。その成果としてYouTubeエレ動画を作っているのですが、この一連の過程がとても大好きです。

 そんな常日頃の週末の楽しみとしてこしらえたエレクトーン動画…が!!まさかの、プロの方にご覧になって頂き、しかも認知→自分の名入りでつぶやいて頂くとは、こんなことってそうそうあることではありません…!!思えば…特に「作った!!弾いた!!」‥というお知らせもしてなかったので、なおさらでした。

●小林さんの思いをこれからもエレクトーン動画に込めて…
 日々投稿し続けられる無数のエレクトーン動画。その動画からピンポイントでサムネイルをクリックして頂くことはそういつもある出来事ではないかと思います。僕も、これまでに10年以上動画投稿を続け、100本以上エレクトーン動画を作りましたが、「エレクトーンのプロ」の方に自分の名前入りでのつぶやきといった経験はやはり感慨深いものですね。

 「エレはいいのぅ、楽しいのぅ」と週末土日を使ってエレクトーンを楽しんでいる中で、今回の小林さんにつぶやいて頂いたという経験は僕にとっては本当に嬉しい出来事でした。お知らせ頂いた皆さんにも感謝しています。そして、今後も自分なりにエレクトーンに向き合い、自由に演奏を楽しんでいきたいなぁ…と、その日は笑顔で仕事に戻るのでした。

第592号「"EL-57"2021年のスタートはVocalize」

あけましておめでとうございます。2021年が始まりました。昨年は、コロナの影響でそれまでの生活スタイルを一変させる程の環境の変化がありました。そのような中ではありますが、エレクトーンの楽しみは全く変化せず。室内で単独演奏を主とする特性はむしろ、プラスに働いているようにも思います。

 さて、12月のエレクトーン動画投稿から半月のお休み期間を経て、チャレンジした楽曲はエレクトーンプレイヤーの窪田宏さんの「Vocalize」に大決定。しかも、演奏機種が現行のSTAGEA02シリーズではなく、ELシリーズの中級機種にあたるEL-57であります。今回は、その話題を中心にお届けしたいと思います。

●8個のレジストでパーソナルは果たして可能か…?
 かつて、EL-57をメインに使っていた時期がありました。しかし、この機種に対応するパーソナルシリーズの曲集は未対応のものが多く、口を加えて眺めるしかありませんでした。一番の原因はおそらく、「レジストボタンの少なさ」でありましょう。レジストボタンが8個と少ないこともあり、音のチェンジに極端な制限があることから、上級レベルの演奏を楽しむことが出来ませんでした。

 今では、STAGEA02シリーズにより、全ての問題は解消したものの、「あえてやってみる」という探求心をくすぐられます。それが、「パーソナルをEL-57で演奏してみる」という試みです。更に、「Vocalize」は、STAGEA02シリーズの特徴でもある「しゃべる系音色」を多用されている曲でもあります。ELシリーズには未搭載の為、そういった部分を工夫しなければなりません。さぁどうするか?

 全49音色かつ8個のレジストという制限の中で、「Vocalize」を弾いてみたい。その一心でした。EL-57の前に座り、作業を進めていきます。最終的に、「Ah」のみの発音である、「コーラス」という音色を使うことにしました。主要メロディ部分は、シンセリード系音色に設定。8個のレジストも徐々に使うこととなりました。

●難易度が高い1曲
 02シリーズでは、音のチェンジはとても細かく行われますが、EL-57はそんなことしよったらあっという間に8個全部使い切ってしまいます。多分、曲の前半も終わらんのじゃないかな。…なので、おおまかなくくりで使っていきます。Aメロは3番、Bメロは4番、サビは5番…という感じです。Aメロの中で更に細分化が出来るのが上位機種であります。

 パーソナルシリーズは、比較的演奏上級者が楽しむ楽譜内容となっていることが多い為、EL-57のような中級機種は未対応なことが多いです。…が!!そこをあえて弾くという面白さ。機種間の機能の違いはあるのですが、嬉しいことに鍵盤数については、EL-900mと比較しても同等のものを装備しています。これはうれしいポイントですね。音にこだわりさえしなければ、ドレミの再現は可能なのです。

 EL-57においても、8個のレジストはチェンジ可能なので、大まかな場面転換では、その場にある程度ふさわしい音が流れてくれます。Vocalizeが弾ける…!!雰囲気は味わえる!!そう感じていました。

 今回の練習期間はお正月3が日。3日です☆EL-57は実家に置いているので、実家におる時しか練習が出来ないという。なので、時間を見つけながら練習をしていきました。特に、エレキベースソロで奏でる部分がとても難しかったです。細かな休符も登場し、何度も左手もつられ演奏になりませんでした。STAGEAとも鍵盤の感覚が違うので、そういった部分も慣れていくことも大変だったように思います。

●公開1週間足らずで3桁再生!
 なんだかんだと練習し終わり、ようやく完成したEL-57ver.Vocalizeの演奏動画を公開いたしました。すると、1週間足らずで3桁再生も頂くことが出来ました。STAGEAではもうちょっと頑張ってほしい…!!と思うところではありますが、EL-57で3桁再生を達成するのは健闘しとると思います。

 これまでにも何本かEL-57でのエレクトーン演奏動画を作りました。「この機種でこの曲を!?」と驚かれた感想を頂いたこともあり、僕の探求はますます強くなるのでした。STAGEAももちろん素敵なエレクトーンだけど、かつての現役機種で演奏動画を作るのもとても面白い!と感じた2021年のお正月でした。再生頂いた皆さん、どうもありがとうございました。

●2021年も楽しむ8個のレジスト
 これだけの音チェンジでどれだけ楽しむことが出来るか。2021年も、EL-57での演奏動画作りを引き続きしていきたいと思いますので、ぜひ楽しみにして頂けたらと思います。EL-57ユーザーは他機種と比較しても極端に見かける頻度も低いので、率先して作っていけたらいいな。