★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第295号「ELもいいんじゃないかと思うんです」

最近つくづく思うことです。"ELっていいよね"ってことですね。この時代逆行が妙にハマるというか・・・みんなCDが当たり前だよねー!!っていう時に、「いや、カセットテープじゃろうー」みたいなそんな感覚に近いかな。

●STAGEA購入後も処分しない
 置き場所に困ったり、使わなくなってしまう可能性は大きいけれど・・・STAGEA購入後も結局エレクトーンEL-57は処分せずに2015年の今も堂々とあります。1998年に購入してもらったのでもう17年になりますね。その間、EL-500が1999年に登場し、EL-900シリーズが主流そして、STAGEA01とエレクトーン世代交代も頻繁に行われました。

 エレクトーンのマイナス要素は、「デカい、重い、場所をとる」3点そろっております。1台あたり1畳分は軽く占めるのは当たり前です。その特徴から、新機種購入後は処分される確率は高いのですが、奇跡的に一命をとりとめているあたりすごいんじゃないかと思うのです。もちろん、今後もできればこの状態を保ちたい気持ちはあるのですが…。

●改めて思うELエレクトーン
 性能面においては、やはりSTAGEAシリーズに耳が慣れている分、時代を感じるところもあるものの、ELはELらしさがあって僕は好きです。それは音であり、その時代のアカンパニメントでもあり・・・一つひとつの要素じゃ思うんです。リズム楽器は特に顕著で、あたりさわりのない標準的なサウンドを備えているところが良い点でもあり、しかしそれが平凡さを特徴づけている点でもあると感じています。可能な限り幅広いジャンルをカバーする、という面を持っているからこその音、でしょうか。

 ・・・と思うところはあるものの、そこを逆手にとって「じゃぁSTAGEAバリバリの時代の今だからこそ、ELエレクトーンで打ち込み&レジスト作ってみても面白そう!」という興味に変わります。一番の火付役は、月エレでEL-57データも作らなくなってしまった、という時代の流れです。

 買えなくなったのか・・・そしたら、自分で作ればいい。

 リズムの打ち込みやレジスト作成等時間がかかる作業の連続はSTAGEAの今でも変わりません。市販データで弾かれている動画が多くを占める中、自己流で作るELサウンドの追求はなんかこう、「やってみたい」という衝動に駆られてしまいます。

 幸い、電源が入るEL-57があり(鍵盤2個無いけど☆)、気軽に弾ける環境にある今。50と比べ出荷台数が少なかったのか、人気が無かったのかどうかしらんが希少価値があると思う機種。EL-57ver. Pandoraが4500回以上再生をマークするところからも、何かしら世間の興味関心はあると思うのです。

●エレクトーンはやっぱりエレクトーン
 STAGEA02Cももちろん楽しいのです。それはこれからも新機種が出ても変わることは無いでしょう。だって新しいエレクトーン出たら欲しいもん。バイタライズなのか、買い替えかはわかりませんが、新しい音楽表現も楽しみたい。それでいて、過去機種で好みの曲を演奏することにも興味がある。結局は、エレクトーンはいつの時代もエレクトーンなんですよね。

 このエレクトーンだったらこの曲どんな雰囲気になるんだろう?ただそれだけです。その機種が持つ性能で奏でる1曲。エレホイシリーズを見ても結論が出ているかと思います。それが僕にとっては、EL-57という機種でした。だから・・・

 ELもいいんじゃないかと思うんですよね。