★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第494号「エレクトーンでTik Tok人気曲メドレー作り!」

今年9月から今月エレチョ本番にかけては、運営のほかエレチョ作品作りをメインにしていたことから、個人的なエレジストは以前に比べ抑え気味(わし基準)でしたが、エレチョが無事に終了したので、また好みの音作り&演奏を楽しみたいと思います。特に、Tik Tok人気曲メドレーシリーズはマイブーム。

●Tik Tokに出会った面白さ
 自分にとって2018年のエレ動画ヒット作はなんといっても「Tik Tok人気曲メドレー」シリーズでありましょう。今年1月に第1弾を作成したところ、多くの反響を頂きました。これは思ってもなかった出来事でした。それから第2弾は20万再生を超える作品となり、おかげ様で昨日第6弾までエレ動画作成、投稿をすることが出来ました。

 「Tik Tok」とは、スマートフォンアプリの一つ。簡単に説明すると、あるBGMに合わせて、口パクや身振り手振りする動作をスマホで撮影し、投稿&閲覧することができます。1作品あたり15秒程度なので、気軽に誰でも作品作りが可能です。

 そこで活用されるBGMがまたこれがいいんです。邦楽はもちろん、洋楽、EDM、エスニック、ユーザーオリジナル楽曲など等実に自由度が高い楽曲がたくさん使われています。「こんな曲もあるんだ!」と純粋に新しい音楽との出会いのきっかけにもTik Tokは有効だと感じています。

 そこで、登場したのが我らエレクトーンですね。自由度の高さは他の楽器と比較しても群を抜いていると思うんです。Tik Tokでよく聴く音楽の部分は主にサビの一部分であることが多く、数秒程度。そこで、このよく聴く部分を複数曲集約してつなげたものが、メドレーですね。エレクトーンでは、Tik Tokの作品中でよく聴く部分を抜き出して6~7曲程度まとめて作り上げ、「Tik Tok人気曲メドレー」としました。

●Tik Tok人気曲メドレー作りの工夫とは!? 
 エレ動画では、1作品につき6~7曲程度とし、時間にして3分を目安にしています。あまりに長すぎるとダラダラとして飽きがきやすい。短すぎるとこれまた物足りない。腹八分目がちょうどいい…!!ということで、「また次が観たいな!!」という気持ちを持ってほしい思いからも3分という時間が妥当と判断しました。

 選曲については、実際に本家アプリ「Tik Tok」の作品をランダムに鑑賞する。これであります。多くのユーザーが思い想いの作品を投稿しています。そこで使われている楽曲はどんなものが多いのだろう!?と耳を傾けます。作品を見れば見る程、「みんなが使っている楽曲の今」を知ることができます。
 「ぁ、この曲さっきも使われていた」「あ、またこの曲!」と感じてきたら、演奏曲の候補にします。何度も聴く曲は、Tik Tokユーザーにも馴染みある楽曲=みんなが知ってる曲として認知されている=興味あり!!と判断。個人的にも「この曲いいな。弾いてみたいな。」という感情があれば、選曲採用!!となるんですよね。

●メドレー作りの悩み…!
 メドレー作りは楽しい反面、ちょっとした悩みもあります。それは過去6作作ってみた経験から2点挙げられます。1点は「楽曲によるテンポ」、もう1点は「楽曲のキー」です。

>>楽曲によるテンポ
 遅いテンポから一気に早いテンポへのつなぎもあれば、その逆もあります。当然ですが、楽曲によりテンポが異なるので、ガクッととってつけたような構成も面白いのですが、できる限り滑らかに楽曲チェンジさせた方が「つなぎのうまさ、自然なつながり」になると思うので、テンポが近いものから順に組み立てたら、自然なつなぎになりやすい!

>>楽曲のキーチェンジ
 これが一番難しい。2曲の共通するキーで終わるものであれば比較的つなぎやすいです。Cmで終わり、次の曲もCmからスタートという場合等ですね。難しいのは、明らかに半音あがっていたり、故意につなぐと違和感を感じるような場合です。Cmで終わり、G#で始まるような感じでしょうか。このような時は…どうするんかね?わしゃあまり詳しいことはわからんけぇ、結局とってつけた感満載にしよると思うんよね☆

 …というのも一つのテですが、こういう時は無理につなげようとするのではなく、ブレーク的なリズムの空間やフィルインを入れたり、終止形をとって一旦終わらす、次の音に自然につながるフレーズを探す…等が考えられますね。いかに「お!?曲が変わった!!いいつなぎ!!」と感じてもらえるよう作りだすのも、メドレー作りの面白いところだと思います。

●みんな大好き!!おかげ様で第6弾!!
 何気なく作ったTik Tok人気曲メドレーシリーズですが、昨日第6弾を作りました。シーズンにより流行の楽曲はめまぐるしく変化します。春に流行した曲、夏によく使われた曲…そして、秋によく聴く曲。昨年末にはよく聞いた曲でも今はあまり…ということもありますが、次々と新しい楽曲に出会えるチャンスはスマホを開くといつでもありますよね…!

 Tik Tok文化はスマホがあるからこそ。エレサウンドが身近に感じられるようになったのも、動画サイトが発達したことがとても大きいと思います。スマホを通じてTik Tok、そして楽曲をエレクトーンサウンドとしても楽しめる。エレクトーン離れという言葉もよく耳にしますが、若年層から支持されているTik Tokミュージックを通じて、エレサウンドにも興味を持ってくれる人がこれからも増えるとわしは嬉しいなと思います。

 「Tik Tokエレ動画待ってました!」というコメントが何よりの励みです。これからも、Tik Tokを開いて様々な楽曲に出会い、エレサウンドをふんだんに活用したメドレー作りを楽しんでいきたいと思いました。