★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第465号「初鑑賞!うにとろプロジェクト!」

平成30年2月4日に開催された「うにとろプロジェクト」に、今回初めて鑑賞してきました。このタイトルを聞いて10年以上経過しますが、2018年にして、やっとそのチャンスが巡ってきました。さぁどんなプロジェクトだったのでしょうか⁉

●エレクトーンをライブでアツく!
 会場はコンサートステージでもホールでもなく、ライブ会場です。地下の薄暗い通路をくぐると、その先にはスポットライトが明るく照らされたエレクトーンが2台設置されていました。センターにはドラムセットがキマっています。

 うにとろプロジェクトとは、ライブ感を全面に打ち出した、アツいステージを繰り広げるパフォーマンス集団だったんですね。指揮(プロデュース)を務めるのは、出演者から"師匠"こと、エレクトーンパフォーマーyaSyaさんです。ベレー帽らしいあの帽子に、黒いサングラス‥そして、黒白の牛さん服に身を包み、ライブが始まる・・・!!生のyaSyaさんを拝んだのは今日が初めて。オーラー放っていたのはもちろん、自信に満ちたステージMCにもわしはホレた。

●エレに座れば、ホラ!パフォーマー!!
 プロジェクトに所属している出演者は20名程度でした。また、同日に2部構成となっており、1部が主に若年層、2部が主に先生方によるパフォーマンスでした。簡単な自己紹介MCのあとに演奏が始まるのですが、みなさんとにかく元気いっぱい。ハンドクラップ、演奏に歌唱、そして会場のオーディエンスへの振り向きも忘れない笑顔。演奏に終始しない、ライブならではの特徴が活きていました。

 また、ひと際目立つのが生ドラムのイケメンのお兄さん。テンガロンハットがかっこよくて、ドラムで各パフォーマンスのサポートをされていました。yaSyaさんとのコラボはまさに神がかったプレイの連続でした。yaSyaさんは最後にオルガン演奏をされたのですが、超絶技巧!!不思議なサウンドを醸し出していました。

●初めて鑑賞してみて・・・
 1部、2部ともに約1時間半弱に及ぶひと時でありましたが、演奏にあわせ手拍子をしたり、体がユレたりと自然にそのパフォーマンスの魅力に引き込まれていたようでした。女性が多かったので好みの・・・じゃなく、コホ・・・馴染みある楽曲を演奏されたら、「あ、この曲知ってる!」という感じでノリノリで聴いていましたよ。生ドラムに演奏に歌に、とうにとろプロジェクトならではの構成が最高でしたね。

 また学生さんのほか、普段は仕事をされている方やエレクトーン歴はまだ浅い方等いろんな環境や状況でエレクトーンに取り組んでいらっしゃるのも印象的でした。自信が無くてモジモジ・・・(´・ω・`)モジ・・・ではなく、「yeah!!」と100%のとびっきりの笑顔で自信を持って演奏されているのはやはり、それだけ合間をぬって練習をされてきたからだと感じました。今日の為にコツコツと取り組んでこられたんですよね。

 そんなこんなで、終演したうにとろプロジェクト。会場を出ると外は既に真っ暗でした。地下であんなに騒いで爆音で演奏を聞いていたのに、地上に上がると人の声と車のエンジン・・・ふとまた現実に戻された感があったけれど、しばらく余韻が続く"うにとろ"でした。出演者そして、yaSyaさんお疲れ様でした。