★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第370号「エレアレンジは映画監督!?」

影響されやすいわしです。先月から今月にかけて映画「君の名は。」「ミュージアム」と2本映画を劇場鑑賞してきました。どちらの作品も臨場感たっぷりで映画の世界に引き込まれるものを感じました。世界観、ストーリー、配役、音楽。そのどれをとっても最高なものばかり。作品作りに多大な時間・費用がかかったんだろうなぁと感じます。
 エレクトーンは楽器であり、映画そのものではありませんが自分自身で音楽をプロデュースし、その楽曲の世界観を作り上げることができる可能性を秘めている最近のエレクトーンは映画に似たものを感じます。

●1台で映画さながらの音楽を作り上げる
 最近のエレクトーン…特に02シリーズについては表現力が格段に増し、エレクトーン本体1台のみで多彩な音楽表現が可能です。特に映画音楽については市販曲集も豊富に販売されており、YouTubeエレ動画として多数投稿されています。圧倒されるオーケストレーションディストーションギターのギュイーンも最高なロック等生で聴いたそれはまさに本物に迫る勢いでありましょう。

 少し前までは身近で「ドレミ」に親しめる楽器でありましたが、今のエレクトーンは本物に迫る臨場感あふれる表現まで可能となりました。ヘッドフォンで聴くとまさに映画館に匹敵するほどの圧倒されるサウンドに驚きます。エレクトーンはそれほどまでに成長しながらも、家庭で気軽に音作り、3弾鍵盤で自分自身で表現できる機能を備えています。

 映画を劇場鑑賞したらほぼ影響を受けるんですよね。劇場で聴いた音楽。それをエレクトーンで演奏するとあの感動が蘇る!役者にはなれないけど、エレクトーンによる音楽で再現してみよう!というわくわく。まるで自分が映画監督になったかのような味わい!これはうれしいですよね。

●エレクトーンによる再現の面白さ
 映画では配役、台詞、演出…と様々な要素を含んでいます。エレクトーンでは音楽。これ1本です。でもその音にはいろんな情報を含んどります。どんな音か?どこから聞こえるか?残響はどのぐらいか?高いか低いか?等。それらを考えて設定することによりよりリアルな音が出来上がっていきます。
 エレクトーンを操るということはまるで自分が監督になったみたい。この楽器にこんな音で歌わせてみよう!!という発想で気軽にレジストレーション制作。文句をいう人もおらんので気軽に作り上げることができます。実際に鑑賞した映画の音楽を再現しよう!!と考えるとなおさらやる気があがる予感。見事「映画と同じサウンド」を見つけ出し時ほどうれしことはないと思います。
 完成させて実際に演奏してみる。ホラーな感じの音楽だとより不気味に。コミカルなものだと明るくポップに。多少オーバーに音作りすることがより伝わりやすいコツかもしれんね。同じ1台からこんなにも対照的な音作りができるのもエレクトーンならではの特徴です。

●エレクトーン動画でプチ映画
 エレクトーンレジストが納得いくものができたらエレ動画を作ります。劇場で鑑賞するような大きいものを作るとなると話は別ですが、5分程度の短いものであれば簡単なものが作れますね。エレクトーンで弾いたシーンはもちろん、ビデオカメラに収めた寸劇に音楽を合わせたら即席映画の出来上がり♪こういった楽しみ方ができるのも面白いね。
 
 映画を鑑賞してすーぐ「あぁわしもやってみたいのぅ」と思ってしまうのはやっぱりエレクトーンをやってるからかなとか思います。02のワンダーランドキットをはじめ、効果音もたくさん内蔵されています。個人的にホラー的要素を持った音作りに興味があります。それは昨日鑑賞した「ミュージアム」を見て感じました。エレで恐怖・戦慄を感じるサウンドは果たして可能か!?なーんて考えてみたり。そういった実験動画も今後作ってみたいと思います。

 エレクトーンを使って気軽に映画監督気分。何かを創造するってとても楽しく、ハマってしまいそう。そんなことも感じた映画鑑賞でありました。でもやっぱり壮大なイメージは膨らみつつも、エレ音作りをするとだいたい「これじゃない感」満載なちゃっちぃ音になっちゃうんですよね…とほほ!!