★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第371号「映画"ミュージアム"のススメ」

まさかのブロマガに書くとは。今回はエレクトーンネタはちょっと横に置いといて。ツイッターじゃ語り切れない!!もう少ししゃべりたい!!映画「ミュージアム」について、ネタバレを避けてみなさんにおすすめしたい!!という記事です。普段映画なんて・・・なわしでさえ2回劇場鑑賞したほどハマった1作です。少し興味を持って頂けたらうれしいです。

●それは「君の名は。」の予告CMで初めて知った
 最初はこの映画の存在さえ知りませんでした。きっかけは先月映画「君の名は。」を鑑賞した時の予告CMで見ただけです。一番強烈だったのは、"カエルのお面"を被った何者かが殺人を犯しているシーンでした。は⁉何これ⁉カエル??男????そんな感じでした。

 そんなすっきりしない気持ちが続く。今月に入って映画の公開日も漠然。そして迎えた公開初日。気が付けば劇場に。そう・・・カエル男の行方・全貌を知りたかったんですよね。原作があったことも知らず、情報はあの予告CMだけでいざ鑑賞スタート!!!

●息をのむ2時間超!!
 そして気になる本編がスタートします。ざっくりいうと「猟奇的殺人を犯す"カエル男"のお面を被った謎の人物とそれを追う刑事の物語」です。そう、カエル男とは、素顔を隠して殺人をまるで楽しむかのように残虐かつグロい方法であれこれする人物だったのです。この犯人を突き止める為、小栗旬さん演じる沢村刑事は奮闘しますが・・・

 ・・・という感じで物語が進んでいきます。ざっくりと書きましたが、ホントはもっとあーだらこーだら言いたいのであります!!!ここを分かってほしいんじゃわ!!!語りたい・・・!!けど、語れない・・・!!!ウゥゥゥ!!!それをまとめると、2時間超えではありますが、全く眠くならず、先の展開が気になり、手に汗を握る始末。挙句の果てには、初めて映画で「目を背ける」という無意識に首が横に動いたんです・・・ヒィ!!!

●わしもカエル男に憎しみを覚える
 一番の核心はここじゃないでしょうか。カエル男にいつしか自分も憎しみを持って観るようになります。しかしおもしろいコトに2回目の鑑賞の時にはまた別の感情を持ちました。なんなんだろう・・・不謹慎であるものの、強烈なキャラクターに笑ってしまう時も。

 そう感情移入させるほどの力をもっている役者・・・そう、カエル男は妻夫木聡さんが演じていらっしゃいます。爽やか!!イケメン!!フレッシュ!!そんなイメージしかなかった・・・そんな妻夫木さんの全く別の顔をこの映画では魅せていらっしゃいます。「おのれ!!カエル男!!」と観客も思ってしまうほど悪に徹した役者魂は圧巻させられ、この演技を見たいが為に2回も劇場に足を運んだといってもいい思います。そのぐらい・・・妻夫木さん・・・カエル男でした。

●間あけず2回も劇場へ
 映画・・・それまでどことなく「ふぅ~ん」レベルで「いずれテレビでやるんでしょ」的なことしか思っていなかったのですが、予告CMだけで2回も劇場へ行ったことは僕にとっては珍しいことでした。しかも初回はおとといのことです。初回はどんどん物語が進み、飲み込むので精いっぱい。2回目はおおよその展開を理解している為、注意深く鑑賞できました。

 「ミュージアム」は確かに物語上グロテスクな表現が散見されますが、構成・キャラクター・ミュージック・脚本に演出・・・そのどれも相まって素晴らしい作品でした。役者のみなさんのリアルに迫る演技には拍手喝さい!!特に主人公である小栗旬さん、カエル男を演じられた妻夫木聡さんへの感情移入はすごいものを感じました。

 映画を鑑賞し終わった時、みなさんはどんな感想を持つのでしょう・・・⁉僕は、初回見終わった時は結局もやもやしてました。いろんな意味でもやもや・・・です。2回目には、「あーえかったわ!!」という気持ちでした。ぜひみなさんも劇場にて「ミュージアム」鑑賞をおすすめします。・・・あぁ!!!話したいー!!