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【EL動画UP!】エレクトーンSTAGEAで「スタミナ」

♪20代懐かしシリーズ。

 先日ブックオフで楽譜探索をしていると見つけました。これ。ブラックビスケッツ「スタミナ」です。1998年頃全盛期だったテレビ番組「ウリナリ!」内で人気爆発だったユニットの曲です。もう10年以上前の曲ですが、今聴いてもかっこいい曲です。エレクトーンで弾いてみました。
楽譜はピアノ楽譜を参考にしました。ブックオフのいいところは新刊のみの書店に比べ、こういった少し古めの曲に期待が大きいところです。主に90年代の曲が豊富で「あったあったこんな曲!」と懐かしさがこみ上げるのもうれしいポイント。そんな懐かしさに包まれて弾いてみようと思った1曲でした。

ブラックビスケッツポケットビスケッツとCD発売対決が見ものでした。毎週繰り広げられるテレビ番組内の企画。今週はポケビが勝つか、来週はブラビが何をやらかすのか…今観ると思いっきり「やらせ」らしき場面も点在するのも明らかではあるのですが、それが楽しみで楽しみで。

ブラックビスケッツのデビューシングルとしてリリースされたのが今回弾いた「スタミナ」という曲。メインボーカルをビビアンが担当し、相の手をナンチャンと天野くんが担当しています。

エレクトーンでどう表現するか。さぁやってまいりました、お悩みタイム。まず取り掛かるべきはリズム。原曲はノリのよいシャッフル系。3連16分音符がベースだね。このテの曲は貴重です。当時はこのリズムの曲が流行ってたのかな。。SPEED「White Love」、鈴木あみWhite Key」、ドリカム「朝が来る」「何度でも」あたりがそうですね。

打ち込みは・・・うん、めんどくさぃ。通常の16分音符であれば、何も思わず入力、休符を繰り返していけばいいけれど、この3連16分音符ではそれ+「この次に入力するところは、普通の16分音符のタイミングが240だから、2つタイミングをずらして・・・ここ・・と・・・ピッ・・・」・・・ぁああ、めっちゃたいぎいい。

これを繰り返す。リズムなので省略することができず。もしここで省略を選ぶと「ノリを捨てる」ことになります。雰囲気ぶち壊すのはもってのほか。裏拍を細かく打ち込むことでより「スタミナ」らしさが出てくるんですね。

全体的な音の構成。安定のシンセリード。シンセはなんでも使えちゃう。エレクトーンのシンセは基本的なところはちゃんと「いいとこどり」してるように思うんじゃが、欲を言えばまだまだ増やしてほしい。増やせるのが可能であれば増やしたい。お金にしたら10万程度なら本気で出したいと思う。

ビビアンの声は場面によって変えてます。うねり系、まっすぐ系、キラキラ系、ブラス系。相の手は全体のボリュームを落とし気味にしてMOC。こうすることでメインにしつこさを与えずかつ、相の手としての雰囲気を出しました。・・・実はこれに思いっきり時間かかりました。音を変えたり、足したり引いたり。難しかった。

・・・ほかになんじゃかんじゃしてようやく完成。総アレンジ時間GWの1日を使って3時間程度。エレクトーンで蘇ったブラビをぜひ一度聴いてみてね。