★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第311号「"闘会議2016"@幕張メッセ H28.1.31」

闘会議2016の熱気は2日目も続きます。初日の盛り上がりに引き続き、2日目の「ゲーム音楽ステージ」では、モンスターハンターの音楽作曲者である小見山優子さん、そしてエレクトーンデモンストレータのあだっちゃんの演奏を拝見することができました。

●息をのむゲームの世界観をそのままエレクトーンで
 今日はどんなエレクトーン演奏を楽しめるのだろう⁉とわくわくした心で向かう「ゲーム音楽ステージ」。そこにはすでに続々と観客のみなさんが詰めかけている最中でした。周囲からは、「一人オーケストラ??だよね?」というそわそわ声が聞こえてきます。そして12時に開演。民族衣装のような服が印象的なあだっちゃん、そして特徴的な服を召された小見山さん。
 「英雄の証」・・・モンスターハンターを印象付けるような壮大な1曲。ゲームを知らなくてもこの曲はCM等で一度は耳にされたことあるのではないでしょうか。それをなんと!!お二人のアンサンブルで共演されました。息のあった紡ぎだす音、そして世界観。感動的な演奏でした。

●お酒を飲んで出来上がった曲⁉
 ステージ後半は小見山さんにスポットがあたるひと時に。ゲーム音楽作曲に至るまでのエピソードを語って頂きました。その中でも、「この曲、実はお酒を飲みながら出来上がった曲なんですよね」と語られた1曲がある、とご紹介されました。思わず涙がほろりとするような繊細な1曲・・・それが実は、お酒のチカラも働いて・・・と紹介されるととても意外に思いました。プロはどんな時でも、曲作りになるヒントを得ているのかもしれません。
 また、作曲の方法としては小見山さんは曲想のイメージを描き、その次に主に曲の低音部から作り上げていく、と説明されました。そのためには様々な日常の経験をたくさん積み重ねていきましょう、とアドバイス。自分自身の経験が多ければ多いほど感情やイメージを音楽にしやすいそうです。僕も感心する点がとても多かったです。


 エレクトーンステージの30分間は初日に引き続きまたまたアッという間でありました。エレクトーンファン~プロ奏者まで幅広い演奏を楽しめることができ、こういった企画は今後もぜひ開催してほしいなと思います。

 また、会場でエレクトーンに興味を持たれた方が体験できる写真のような「エレクトーンコーナー」も設けられ、エレクトーンファンがもっともっと増えると楽しくなるだろうなぁと思いながら、会場を後に帰宅したのでありました。闘会議2016ありがとう。