★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第501号「ぷっぷるピアノを弾いてみた」

最近の幼児向け雑誌の付録は目覚ましいものがあります。「たのしい幼稚園」2019年2月号付録に「ぷっぷるのきらきらピアノ」という"おもちゃ"が付いてきました。このピアノ…おもちゃながら、1オクターブの自由な演奏が可能!和音も弾ける本格仕様なのでした。

●わしとぷっぷるピアノ
 出会いは、昨年末のとあるツイートでした。音楽教室キャラクターぷっぷるのピアノの付録が出たとの情報をキャッチ。近所の本屋で早速購入したのです。幼児向け雑誌を自分の為に買うとは…こんな日が来ようとは思ってもいませんでしたが、勇気を振り絞ってお買い上げ。

 お目当ての付録であるぷっぷるピアノは思った以上に小さなものでした。グランドピアノのシルエットにピンクのボディ。その表面に白鍵と黒鍵をいっちょ前に配置。そして、ぷっぷるちゃんが「私を見んさぃ」張りにちょこんとおってです。待ってました!!とばかりに「ぷ…ぷ…っぷるちょわぁああん!!」と見つめるわしでした。

●ぷっぷるのきらきらピアノは4つのモード!
 早速ぷっぷるピアノを見てみると、4つのモードを備えていることが分かりました。①ピアノモード②キラキラモード③おとあてゲーム④メロディモードの4つ。その時の好みにより、好きなモードに切り替えて遊べます。

①ピアノモード…自由に演奏が可能なモード。
 ぷっぷるちょんの「ぴあのモード~♪」という元気な声で切り替わります。1オクターブの範囲内で演奏が可能です。鍵盤数に制限がある為、演奏できる曲数も限られますが、♪チューリップ♪かえるのうた♪川はよんでいる…といった動揺のほか、♪世界にひとつだけの花(サビのみ)♪ハナミズキ(サビのみ)♪空に唄えば(サビのみ)等のJ-POPもイケちゃいますね。

②キラキラモード…チャラリン☆というキラキラした音のモード。
 ぷっぷるちぁんが「キラキラモード~♪」と言って、キラキラモードに切り替わります。派手な音で、一応音階はあるものの、通常の演奏には不向きな印象。どちらかと言えば、SE的な活用が望ましい。星がキラキラしてるね、♪キラキラ!!変身するぞ~、♪キラキラ!!のような、感じ。

③おとあてゲーム…ぷっぷるチャンがクイズを出すモード。
 ぷっぷるちゃんが「おとあてゲーム~♪」と言って、モードが切り替わります。1オクターブの音の中からある特定の音を鳴らし、その音がどの音かを当てるゲームです。聴奏や耳コピを将来的にやりたい人向きなトレーニングにもいいかもしれんです。見事正解すると、ファンファーレが鳴って祝福してくれます。パァアアア/////

④メロディモード…5つの内蔵曲を自動演奏してくれるモード。アンサンブルも可。
 ぷっぷるちゃんが「メロディモード~♪」と言って、モードが切り替わります。黒鍵に付された1~5の番号を押すと、♪キラキラ星♪池の雨等の名曲を自動で奏でてくれます。演奏の最中には自分自身で演奏も可能なので、アンサンブルもできちゃいます。

 以上、4つのモードを選択、自由に遊ぶことで音楽を身近に感じることができるんですね。ただ、鍵盤といっても独立した鍵盤では無く、全鍵盤フラットです。シールに描かれた模擬鍵盤でセンサーを押す仕様の為、弾き心地は今ひとつでありましょう。しかしながら、付録でここまでの機能を備えているのは一筆の価値がありますね。

●エレクトーンとアンサンブルにチャレンジ!
 今回手にした「きらきらピアノ」を一通り遊んでみて、応用編としてエレクトーンとのアンサンブル動画作りにチャレンジしました。普段、思い切り自由過ぎる演奏が可能なエレクトーンと、1オクターブの制限ありまくりなぷっぷるピアノがコラボしたらどんな演奏ができるのでしょうか。ここにとても興味がありました。

 チャレンジした楽曲は「可愛いアイシャ」という超有名曲です。スティーヴィーワンダーさんが作曲された曲としても有名ですね。その楽曲をあのぷっぷるピアノで奏でるのです。演奏にあたっては、1オクターブの範囲内で音符が行き来するメロディがほとんどの為…助かりました(´・ω・`)v また、1オクターブを飛び出る箇所についてはエレクトーンで補う形で動画作成中です。

 ただ、上述しました通り、全鍵盤がフラット&センサー感知の為、確実に「弾く」というより「押し込む」という意識した指の動作が必要だった為、何度も撮影するハメに。おそるべし…ぷっぷる…!!更に、特殊なドライバーでなければ電池交換が基本不可という超安全仕様な為、電池消耗との戦いも。そんなこんなで、とりあえず演奏シーンは撮り終えました。

●気になる作品は「プチエレチョ動画コンテスト2019」内にて発表!
 ぷっぷるピアノとエレクトーンのコラボ作品・・・果たしてどんな作品になりつつあるのでしょうか⁉その結果は、今月開催予定の「プチエレチョ動画コンテスト2019」で発表予定であります。あのかっこぃい「可愛いアイシャ」のぷっぷるピアノバージョン…ぜひ楽しみにしててくださいね!