★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第526号「"YouTube"好きなエレクトーン動画⑤」

YouTube上に投稿されているエレクトーン動画の中から、僕が「あ、このエレ動画いいな」と思った作品やプレイヤーさんを紹介する記事です。前回から数か月経過しまして、動画も新しいのをお見かけしました。今回はまた新たな作品を紹介させて頂きます。

●Eric洪宇軒的電子琴世界さん…最新作「君の名は。」メドレー
 数か月に一度のペースでお見かけするこちらのチャンネルです。最初、Ericと冒頭にあったことから、エリックさんかなと思っていたのですが、概要欄を見ると台湾出身のホンさんという方でした。普段検索では「エレクトーン」と日本語検索することから、日本人の方が多くヒットするのですが、ホンさんのページでも日本語も活用されていることから、動画にたどり着くことができました。

 サムネイルは一部を除き、ご自身の写真に統一されており、すぐにホンさんのチャンネルとわかるようになっています。こういった統一感のあるサムネイルは再度検索する時や、新しい動画が投稿された時の目印にもなるのでいいなと思いました。演奏楽曲タイトルも挿入されている点もいいですよね!わかりやすいです(*´▽`*)

 多数の作品の特徴は市販曲集であったり、ご自身のアレンジ演奏であったりと様々なようですが、エレクトーン演奏はその演奏の様子から迫力~繊細な表現まで体全体で表現されているような印象を受けました。最新作「君の名は。」メドレーでは、テレビ番組「題名のない音楽会」で放映されたアレンジをベースにエレクトーンアレンジをされたそうです。オーケストラ編成を1台のエレクトーンに組み込むレジスト力、それに個別の楽器をあたかも本物のように表現されている演奏に引き込まれフルコーラス聴きこんだ程です。衣装にこだわりを感じる点も工夫があっていいですね。タイトルを見ると、日本曲以外の楽曲も公開されており、普段日本人のエレクトーン動画を多く視聴することが多い中興味深いものも感じます。

 演奏シーンは上半身とエレクトーン演奏風景を一つの画面に収められており、演奏の様子からも真剣にエレクトーンに向き合っている雰囲気をつかむことができますね。左側面からのカメラアングルは右手が左手を干渉せず、視聴する側からも見やすい点もいいなと思います。撮影場所は…ダイニングかな??自室であろうロケも身近な感じがして親近感もわきますね。

●源干し芋さん…最新作「アンダー・ザ・シー」
 エレクトーン動画が多数投稿されていますが、こちらの源干し芋さんのエレクトーン動画では、上下鍵盤~足鍵盤までの演奏シーンが主に収録されています。また、エレクトーン音源は周囲の環境音も聞こえることから、ビデオカメラ直撮りのようです。こういった同じようなエレクトーン動画は他にも多数見かけるのですが、源干し芋さんの動画には何かしら魅力を感じます。

 何かなぁ…と思ったのですが、きっとその演奏姿はもちろん、概要欄を読むことで理解したご自身の"工夫"も施されている点だと思いました。以前、コメントさせて頂いたことがあるのですが「テニス部」「夏休み」というお返事の中のキーワードから学生さんであることが予想されます。部活の傍らにエレクトーンに取り組む姿勢、そして動画作品の中には、独自にレジストを変更してみたり、レジスト作成にチャレンジされていたりとその果敢な努力姿勢にも何かこう…視聴している僕にも伝わるものがありました。

 動画を見ていると昔の自分も「あぁ…そういえばこんなかったなァ」とふと感じたり、まだまだ高校生、大学生と青春時代も待っている‥‥うらやましいなァと思ったり…また、エレクトーン演奏もきっと更に上達されていくんだろうなと不意に応援したくなりますね。撮影シーンは上下に揺れる場面もあることから、ご家族の方に撮影して頂いているのでしょうか。そういった手作り感も印象的でした。

 一つの映像作品からエレクトーン演奏シーン以外にも動画を視聴しながらいろんなことを感じていますね。同じ楽曲を演奏されているものもあるけれど、改めて自分がリピートして聴いている動画を振り返ってみると、いろんな事を感じながら視聴しているように思います。また、「お!!これはいいな」と思った点は自分の演奏動画にも取り入れていけたら…と感じました。