★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第251号「ELシリーズを振り返ってみる」

STAGEAシリーズの前のシリーズはもうご存知ですよね。ELシリーズです。このELシリーズは検索してみたところ1990年初頭から出始めました。2004年のSTAGEAシリーズにその現行機種の座を渡すまで長期にわたり多くのエレファンに愛されております。

●たくさんの機種がどんどこ!!
 ELシリーズの特徴といえば、そのシリーズの機種の多さが挙げられます。入門者~上級者に至るまで細かな機種が随時登場していました。

>>EL-17,20,100
 このあたりはエレクトーンの習いたての方を対象とした機種の位置づけですね。特徴としては、鍵盤タッチが柔らかい、基本音色・基本リズム搭載、プログラム機能全般無し…といった、練習に適した機種といえましょう。

>>EL-37,57,500
 このあたりは楽譜をある程度読解でき、エレクトーン演奏を楽しむことができる方を対象とした位置づけですね。特徴としては、市販曲集9~6級程度のFD付き楽譜を楽しめる。リズムパターンプログラム機能の追加等、ユーザーの「これがしたい!」に一部応えています。

>>★EL-70★,700
 そして、EL-70です。この「7」が付く機種はイメージ的には上級と中級の中間の位置づけでしょうか。フォルム、パネル上は上級機種と大差無いのですが…エレの要ともいえるレジスト番号は8個。つまり…音色数は上級機種並みですが、曲中の音の変化のメモリは中級機種。

 個人的には、2015年夏現在、動画サイト等でこのEL-70,700の動画を見かけることは無く、"とても注目している機種"でもあります。月エレ等の市販データも70データは削除されているようで、もう少しスポットを当ててあげてほしい、と思う機種でもあります。

 50、57と90、87の真ん中という次男的なポジションなので…まぁ自分が一番なんでしょう。いい思うんです。もっと自分を出していってほしいですね。EL3兄弟でしょうか。

>>EL-87,90,900,900m,900B
 そしておなじみの9が付く機種は上級機種。音色数も圧倒的、ホリゾンタルタッチ追加、VA音色追加、レジスト16と申し分ない機種となっています。演奏も迫力があり、STAGEA02シリーズ全盛期な今でも根強いファンがおります。わしもほしい。

 以上簡単ながら機種ごとの特徴をまとめてみました。僕はいまだにEL-57は大切なエレクトーンであり、保存ができる限り愛用していきたいと思います。みなさんの愛用エレクトーンはまだありますか。ELシリーズはまだまだ現役で使っていきましょう!