★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第214号「ペルソナ4メドレー完成!」

約1カ月近くに及ぶ制作期間でしたが、先日ようやくエレクトーン動画として作り上げることができました。エレ生!で披露する曲はなるべく早い完成を目指して細部までの設定は比較的省くことが多いのですが、「これは!!」という時はやはりそれだけ時間がかかります。

●いいものを作りたい想い…
 今回ペルソナ4メドレーを作るにあたり大切にしたことは、「いいものを作りたい」という気持ちです。打楽器の音であったり、ボーカルの音であったり一つ一つにこだわりを持って選んでいきました。そして、自分の中での「閃き」もとても大事じゃと思います。数ある音色から最適な音を選ぶのは、最終的には自分の閃きが左右するのではないでしょうか。「これだ!」と音を聞いた瞬間何か感じるものがあったとすればそれは本物じゃ思います。

 更に突っ込んで考えれば、音を立体的に構築していくことです。原曲をヘッドフォンで聴いた時に分かるそのニュアンス。それぞれの楽器が左右に配置されている。単純に音楽として楽しむのであればそこまで気にする必要はないと思いますが、打ち込みともなるとそこにまで気を使って初めて「音のデザイン」ができるんですね。極端な話、全ての楽器がセンターにあっては音がぶつかりあって、まるでおだんご状態です。適宜、原曲を聴いて楽器の配置を考えながらエレクトーンのパン振りをする。少しずつ、音が際立っていくのを感じます。

●リズムの打ち込みにこだわりを…
 上記で音づくりのことを書きましたが、リズムも僕なりなこだわりを持って打ち込んでいきました。それは、最適なリズムキットを選択することと、音量や音質にもこだわることです。01シリーズでは、原曲の雰囲気から「ダンスキット」が近いと感じますが、02では「ハウスキット」「ブレイクキット」という2つのキットを使用しました。

 しかしながら、これからのリズムキットの全てを把握しているわけではないので、鍵盤を押して楽器音を確認しながら選択していきました。これでもない…あれでもない…、、、結局探すだけで時間がかかってしまった日もありました。いい音を見つけたら、すかさず入力します。適宜、原曲を聴きながらピッチの調整をします。また、音量も全て最大では主張が強すぎるので、最適な音量を探していく。そうして、いつも以上にリズムを何度も聴きながら打ち込んでいきました。


 ようやく出来上がったエレクトーン動画の演奏時間は3分ちょっとという少々短めかも…なのですが、その3分少々の音づくりにはかなり時間を要したことは確かです。02を更に使いこなすことができれば、もっと質の向上が見込めるかと思いますが…今のところ僕の力ではこれが精いっぱいでした。しかしながら、エレクトーン動画を視聴頂いて、楽しんで下さった方もおられ、達成感でいっぱいです。どうもありがとう。

 昨年から今年1月末にかけて取り組んできた「ペルソナ4メドレー」はこれにてひとまず区切りをつけることができました。今は次なる挑戦曲を選択中であります。さて今度はどんな曲が演奏できるかな…!?きっと悩みも多いと思いますが、わくわくしながら打ち込み&演奏を楽しみたいという気持ちが大きいですね。