★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第200号「浜渦ホイホイ2 リズムSEQ.無しで演奏を」

エレクトーン…主に、ニコニコ生放送や、ホイホイ企画のことを中心に書いていますが、今回で200号を迎えることができました。先月はかなりエレホイ3についてアツくなりました。今回は、浜渦ホイホイ2の「ポレットのイス」についての続編を。

●リズムシーケンスを使わない演奏
 「ポレットのイス」のデータを作成しました。当初は演奏をサポート&盛り上げる為にリズムシーケンスを組んだ演奏を目指していました。しかし、あまりにも盛り上げようとブンチャカブンチャカし過ぎてしまったこと、そしてピアノやアコースティック楽器ならではの「間」をとるのがシーケンス利用では機械的になってしまうことから、シーケンスは使わないこととしました。

 この1週間の前半は実は譜面書きもそうでしたが、リズムシーケンス組みに躍起になっていました。小節ごとにユーザーリズムを組んで、演奏を盛り上げようと…。ただ、これやり過ぎてしまっており、最終的にはリズムボタンをスタートすることなく終始演奏をすることとなりました。いつもリズムをズンチャ使って演奏するのですが、リズムが走らない演奏ってこんなにも静かなんだ…しかも自分のペースで演奏してる…と新鮮なものを感じました。

●「ポレットのイス」らしさ…
 原曲を何度も聴いて、自分が1週間で弾ける範囲の譜面を書いて。この曲らしさってなんだろう…??とふと思った時、それは「"間"を楽しむ」ということかなぁと感じました。この曲は場面ごとに曲想がコロコロと変化します。それは軽やかであったり、ゆったりであったり。その場面転換には必ずといっていいほど「間」が存在します。"ここからまた変わりますよ"という合図でしょうか…気持ちの転換でしょうか…。それを表現するのに一番手っ取り早いのは「リズムシーケンスを使わず自分の感じる間で表現すること」という結論にたどり着きました。

 「ポレットのイス」らしさをエレクトーンで表現するには…。"間"の他に、音色が挙げられます。原曲ではピアノ、ストリングス(バイオリン)がメインになっております。しかも歌モノでない為、ボーカルは無し。そのような楽器編成の中、エレクトーンで弾く場合も「じゃぁ、原曲そのままでいいか」と…なりがちですが、僕はあえてそうはしませんでした。もちろん、原曲で使われている近い音を優先的に選びましたが、「エレクトーンならでは」な一面も出したかった想いがあります。

●「ポレットのイス」をエレクトーンで演奏すること…
 上記に書きましたように、リズムシーケンスを使わない自然な演奏であること。そして「間」を楽しむ演奏であること。最後に、エレクトーンでこの曲を演奏するということ。単純に音をあれやこれや混ぜるという感じではなくて、今回はどちらかというと原曲を「際立たせる」という感じで音づくりをしてみました。

 ピアノやストリングスをメインに配置し、際立たせ音色をところどころに散りばめました。あくまでわき役。ここが重要ですね。メインの演奏、曲想を壊さず、前に出さず。そういった感じです。今までのアレンジではガラリと変えるイケイケモードでしたが、今回はそういった意味での音づくりを心掛けました。技量が技量なので、幼稚かも…ですが、僕自身は初めての音だなぁと感じました。

●タイムリミットはあと3日!
 先週から取り組み始めてあと3日しかありません。譜面作成、音づくりを経て、ただいま練習しております。納期は絶対なので、遅延することなく提出を目指します。リズムシーケンスを使わない演奏ってすごい怖い。リズムのジャンジャンが無いので余計神経がぷるぷるですが、チャンスだと思って最後まで頑張りたいです。待っててね、大和さん。