★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第124号「エレホイ3進捗状況⑦」

仕込みも終わった…修正も終わった…次の段階に入りました。そう、演奏録音&撮影です。動画作成らしくなってきました。エレホイ3提出期限10日を切っての撮影です。テンポも50%から速度を落として少しずつ100%にあげていきました。そして撮影を終えました。

●カメラに"見られている"緊張感!
 2014年9月21日。運命の日がやってきた。そう、エレホイ3の動画撮影です。先週から練習を重ねて参りました。速度を落として少しずつあげていって…そしてオリジナルテンポの100%。当初はぐだぐだになっていた箇所も指も追いついてきてくれて助かった反面、精神的負担は身体全体におそってきます。人から見られたり、カメラが回り始めると委縮する指先は昔から変わらないのかもしれません(ぁ、エレ生!は別じゃけんね)。

 今回は本編全体を通してカスタムABC(エレクトーンがベースパターンを自動で刻む機能)は不使用な為、特に同音連打は足がつりやすかったです。足首をいかに小刻みに動かすかが大変でした。当然、明らかな演奏ミスをした場合はまた頭から撮影し直しの為、Take数が増える度に、足の感覚もニブくなってきたのが分かります。"間違わないように…"の意識が常に働くために過度な緊張感が頭をよぎる。でも、確かな演奏は続けなければならない。この一連の「演奏」という行為はダイレクトに音に伝わるものだと感じました。

●撮影し直しの繰り返しの末…
 気がつけば1時間過ぎていました。ミスタッチの軽減を図るものの、一向に気配が来ず。途中休憩を入れ再度エレクトーンに向かう。さらに1時間が経過した時、ようやく形になりました。「自分の今の限界」それを自分自身が納得した時、それが今の最高なものだと感じます。自分が精いっぱい頑張ってきた過程を4分30秒に納めました。素直に書くと、"完全ノーミスタッチ"を得ることは実現ならずでした。完全演奏を目指して取り組んだ末、自分なりに取り組んで最大限の「ミスの軽減」の最高点を得ることができたのであれば、十分じゃん!!と自分を励ます。これ以上続けたら、逆に弾けるところも弾けなくなるリスクを思うと、この時点で納得するのが今の最良の選択だと思いました。

 「なあんだ、間違ったのか」と思われる方もいるかもしれません。そこは素直に申し訳ありません。自分の至らぬポイントであります。その分、音づくりにはしっかり時間をかけて取り組みました。演奏でカバーできなかった部分を音づくりでしっかり補っています。ここは唯一自信が持てるところです。ぜひ本番では「ヘッドフォン+最大音量」でお楽しみ頂けたらと思います。きっと、耳いっぱいにオーケストラサウンドが拡がることでしょう。


 なにはともあれ、ネックとなっていた本編演奏撮影録音を終えることができました。動画提出まで残り8日となりました。まだやることがあります。今度は、「+α(約1分)」の作成と、動画編集を行うこと。タイムリミットまであとわずかでありますが、焦らず最後の最後まで取り組みたいと思います。