★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第499号「分析!かめエレ動画へのリクエスト!」

2018年にYouTubeへ投稿公開したかめエレ動画(自分自身の演奏動画に限る)は実に36本でした。紅白歌合戦でも話題となった、米津玄師「Lemon」、DA PUMP「U.S.A.」の流行を追った楽曲をはじめ、Tik Tokの人気曲をメドレーとした動画も22万再生を記録するなど、バラエティ豊かなエレ動画を作った年となりました。そして、もう一つのお楽しみがコメント欄のみなさんからのリクエストです。

●リクエストを見直してみる!
 2019年1月1日現在の最新動画「Tik Tok人気曲メドレー8」までのコメント欄に寄せられた皆さんからのリクエストを集計してみました。すると、約100曲のリクエストを頂いていたことが分かりました。今までは、コメント欄ごとに「こんなリクエストがあった」と確認していましたが、先日エクセルを利用して集計してみると新たな一面も浮き彫りに…⁉今回は、リクエストソングに見る傾向と対策、そして特徴をご紹介したいと思います。

●音楽ジャンル「J-POP」が圧倒的に多い
 例えば、「空も飛べるはず/スピッツ」…J-POP、「ドラえもんのうた」…アニメという要領で集計していくと、上位3つは以下のようになりました。

第1位「J-POP」…47曲→更に細分化すると、ジャニーズ、EXILE関連系、セカオワ等。
第2位「アニメ」…12曲→月刊少女野崎くん、東京喰種、ダンバイン等ニッチな印象。
第3位…「ゲーム」15曲→マリオカート、モンストや白猫等スマホゲームも。

 圧倒的ナンバーワンは、「J-POP」でした。これは、自分自身が演奏している楽曲のジャンルもJ-POPが多く、世間の流行を反映した選曲であったり、月エレにもその時々のJ-POPが掲載されていることからエレ動画の占める割合も高くなりました。また、ジャニーズ系グループの楽曲リクエストがとても多かったです。自分自身、2018年はジャニーズソングを演奏すること自体無く、2019年は新規開拓を目標にチャレンジしてみたいジャンルですね。

 音楽のジャンルとして人気の高いのはやはり「アニメソング」ですね。2018年は「セーラームーンメドレー」なるものを作り、ガールズのハートを射止めました。改めてリクエストソングを見てみると、「月刊少女野崎くん」「魔法陣グルグル」「進撃の巨人」「東京喰種」など等万人受けするというより、ニッチで根強い人気のあるカテゴリのようにも感じました。これらのリクエストにも興味を持って果敢に音作りに励んでみたいですね。

 ゲームソングのリクエストも多かったです。ドラゴンスレイヤーや大神は未プレイながら、個性的なタイトルであったり、大神は今月エレ譜として公式販売されることからチャレンジしてみたい楽曲です。また、初代ファミコンの音源を再現した演奏にも興味を持って頂いているようで、あえてエレクトーンでチープな音作りも面白そう!

●少数派にも注目
 J-POP、アニメ、ゲームといった王道ジャンルのほかにも、リクエストを頂いたジャンルがいくつかあったのでご紹介したいと思います。

★「昭和歌謡曲」…東京/やしきたかじん岩崎宏美の曲、あの素晴らしい愛をもう一度
★「パチスロ」…吉宗メドレー
★「子供むけ」…ケラケラじゃんけん …など。

 上記のような、個性的なリクエストも頂戴しました。J-POPやゲームソングのような王道メジャー!!…とまではいかないけれど、「エレクトーンの演奏もちょっと気になる!」と興味心をくすぐる選曲がまたいい味出していますよね。逆に、市販曲集をそのまま演奏している動画が多い中で、あえて差別化を図る意味でも、ニッチな選曲はとても重要ポイントともいえます。パチスロ好きや、昭和歌謡曲が好きなシルバー世代を取り囲める期待もあるリクエストだと思いました。

 リクエストは視聴者の興味関心、クリエイターに対して伝えたい何かしらのシグナルともとらえることができます。こんな曲聴いてみたい!興味がある!また観たい!といかに感じて頂けるかがエレ動画に於いても大切なことではないでしょうか。もちろん、自分自身が弾きたい曲を演奏するのもいいですが、リクエストに応えることで一層、視聴者と距離が近くなる気がします。
 「自分のリクエストを弾いてくれた…!!」と感じることが出来るのは、逆の立場だと嬉しいものですよね。そんな楽しさを伝えられるエレ動画を2019年も引き続き目標としたいと思いました。