第475号「東京エレクトーン物語2018」

エレ・メン！に引き続き、一度鑑賞してみたい公演がありました。それが、エレクトーン好きな女性をメインメンバーとするグループ「エレ・ハピ！」であります。今回、東京公演を鑑賞する機会が訪れ、念願の初鑑賞に行ってきました。

●「エレ・ハピ！」東京公演

　平成30年5月3日。ゴールデンウィーク後半初日の東京・銀座は湿度が高く、少しジメった陽気でした。歩行者天国を少し歩くと、見えてきた今回の舞台である銀座ステージ！期待を胸に地下へ並んでいると、まさかの「かめちじゃんかー!!」の聞き慣れた声にあっけなくバレて開演です。

　客席は最前列に座ることができ、ステージ上にはカジュアル、02Cそれぞれが並び、開演の時を待ちます。二つの黄色いリボンがKAWAIIを演出していますね。定刻になり、いよいよ「エレ・ハピ！」の幕開けです。

●女子メンバーならではの明るい華やかなステージ
　エレクトーンによる自動演奏にのせて、いよいよ幕開けです。リーダーである川田さんの合図に乗せてメンバーが登壇しました。そして、ソロ演奏へと移行しました。

　選曲もエレクトーンプレイヤーソングや映画音楽、なかにはオリジナルソングを披露された方もおられ、バラエティ豊かな楽曲がエレクトーンから飛び出していきます。
　鑑賞しながら思ったことは、女性ならではの繊細な心情や、音楽に対する愛情を丁寧に鍵盤にこめていらっしゃるように感じたことです。時にしなやかに…時に、体が宙に浮いてしまいそうなぐらい鍵盤にアツい思いを込めていらっしゃるようにみえた場面！奏者一人ひとりのまわりにひまわりが咲いていそうなぐらい輝いていましたよ。

　演奏が終わると、ほっと安堵の表情と共にステージを後にする姿を見ると「今日まで大変だったろうな…仕事やら家事やらの合間に練習ってほんと大変じゃったろう…」と、今日の晴れ舞台に至るまでの過程を勝手に想像膨らます。なかには、指先がピクピクと震えていらっしゃった方も…今日は本当にお疲れ様でした。とてもいい演奏を聞かせて頂きました。

●ハンドクラップ！Tシャツ抽選！
　演奏の合間には、お楽しみ企画もありました。それは、エレ・ハピ！オリジナルTシャツが抽選で当選するというものです。わしの番号は呼ばれることはありませんでしたが、合計6名の方が当選されました。エレ・ハピ！のTシャツを着ると、わしもステージに上がれそうな気がしたんじゃわ。
　ノリのいい楽曲もセレクトされており、会場が盛り上がると自然にみんなハンドクラップ！僕もノリノリで手拍子させて頂きましたよ。ステージと観客席の一体感はやっぱりいいものですね。そんな楽しいひと時もあっという間に終演でした。僕はPart1、Part2ともに鑑賞できましたので、エレ・ハピ！メンバーの全演奏を見ることができましたよ！最後の最後まで余韻に浸ることのできた素敵な時間でした。みなさん、お疲れ様でした。