★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第461号「フィンガーコードと共に…」

不意な怪我で左足でエレクトーンのベースが演奏できなくなり2週間。まだまだ使える余裕もなく、ベースでの演奏は休止中です。ベースが無い演奏は、地に足がついていないようなアンバランスさを感じ、落ち着きません。両手、右足は使えるのでなんとかそれなりな演奏が楽しみたいのです。

●フィンガーコードを使う
 エレクトーンの機能の一つに、「フィンガーコード」というものがあります。これは、演奏補助機能として認知されているのですが、左手のコードを検知して自動的にベースパターンを得ることができるという機能です。その他に、「カスタムA.B.C」「シングルフィンガーコード」という機能があります。この機能を使うと、左足を使わずにベース伴奏が可能となります。
 普段はこの「フィンガーコード」はほぼ100%といってもいいほど使うことはありません。左足でベースが演奏できるからですね。しかしながら、今の状況は左足が使えない…そんなときに「お助けマン」として「フィンガーコード」にお世話になることになりました。エレクトーン利用史上、この機能を意図的に使うときがくるなんて思いもせんかったわ。

●実際に使ってみた

 実際に使ってみました。基本的には、好みのベースパターンを選んでリズム作成画面にてアセンブリするだけで設定完了です。左手でコードを弾くと、ベースが鳴りますね。今日は、スマホアプリで流行中の「Tik Tok」の人気楽曲メドレーを作ってみました。

 普通であれば、ベース演奏はマニュアル演奏または、カスタムA.B.Cを使っての左足によるベース演奏を楽しむのですが、今回はお休み。その代わりにフィンガーコードが大活躍します。使ってみての感想を述べますと…

①左手の全音符による打鍵に頼りがち
 左手を打鍵している間、ベース演奏も連動している為、どうしても押しっぱなしが増える。

②単純なパターンが意外と見つからない
 ベースの2分音符刻みみたいな単純なベースパターンが見つからず困惑。かっこよすなパターンもいいんだけどね、簡単なパターンは簡単に見つかりませんでした。

③XXonXというような複雑コードができない
 左手のコードによるルート音を検知しているみたいなので、こういうコード伴奏はできないようです。

 …という感じで、左足による独立演奏がいかに大切かということを感じました。左足は演奏中ずっとお休みなのでムズムズする気持ちも湧きました。ホントなら左足でこう演奏したいのにな…という思いが強いですね。でも、ワガママ言っとれんです。演奏を手軽に楽しむという側面でいえば、合格点ではないでしょうか。

●「Tik Tokメドレー」を作ってみた
 そこで試作品を作ってみました。スマホアプリの「Tik Tok」でよく利用される楽曲を5曲選択してのメドレーです。フィンガーコードでのレジスト作成は初めてだったものの、これもまた「立派な作品」だと思いますね。それなりに仕上がったのでよかったのではないでしょうか!?

 もうしばらく「フィンガーコード」と一緒にエレタイムを過ごす感じですね。