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エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第395号「"エレ動2017"演奏か自由か」

エレ動2017の投票期間も中盤戦になりました。どんどこ投票合戦が行われておりますが、トップでは3桁もの票を獲得されている参加者もおられ、今後の行方が気になるところであります。そんな盛り上がっているエレ動2017ですが、今回は部門について改めて思ったことを記事にしてみたいと思います。

●どちらの部門にも参加してみて・・・
 昨年エレ動2016では、「演奏部門」に参加しました。これは純粋にエレクトーン演奏を全面に出した動画を撮りたい!と思ったことにあります。ところが、完成した動画では演奏自体は終始エレクトーン1台で完結しているものの、動画の場面展開やエレ動画以外のシーンも取り入れた動画となりました。そして、エレ動2017では更に歌詞や歌唱、イラストの増量等によるエレクトーン以外の演出にも時間を割いた結果、「自由部門」へのエントリーに決定しました。

 演奏部門、自由部門の両部門にエントリーしてみて感じたこと・・・それは、僕はエレクトーンは「演奏して終わる」だけでは満足できないということに気が付きました。普段のエレクトーン動画でも替え歌やちょっとしたイラストを添えることが多くなり、楽しむ程度レベルの演奏+何かしらの演出を加えることに楽しさを感じています。改めて、「自由部門」の規定を読み返すと、「エレクトーンを思い起こさせる内容であれば自由!」とあり、まさにこちらの部門のほうが僕には合致しているのぅという結論に至ったのであります。

 決して、「演奏部門」に不向きだとか、高度な演奏者には億劫になる・・・というマイナスな思いではなく、コンテストだからこそ「いつもはしない何か」を考えたくなるんですよね。これは、エレ動2017にはじまったことではなく、例えば「年賀状は1枚1枚異なったイラストを描く」、昨年開催した「エレクトーン聴内会2016」では演奏+「サエレントカメリティー」という独自世界を構築するという・・・どひゃー!!なことを考えたりしました。
 「演奏部門」はまさにエレクトーンの核である「演奏」にスポットをあてた部門となっていますが、僕はそれよりも、普段のエレクトーンを楽しむことはもちろん、動画だからこそ心をくすぐるようなアイディアを思いつきたい!と考えることに重きを置いた結果が、今回の「アイツを求めて三千里」という動画に行きついたのだと思います。

●エレクトーンの演奏が動画を盛り上げる
 エレ動2017は、エレクトーンが主役のコンテストには変わりはありません・・・が!!発想の逆転でエレクトーンを演出アイテムとして活用してみても面白いんじゃないかと思うのです。BGMとして、ワンダーランドキットのSFXの活用、物語の展開を引き立てる名脇役も任せて!・・・こういった使い方も僕はアリなんじゃないかと思います。エレクトーンの多彩な音色を使うとビジュアル+サウンド・・・2つの情報が組み合わさった楽しさが生まれますね。

 以上の思いから、僕は「あぁ、わしゃ自由部門寄りじゃわ」とじわっと感じたのであります。演奏部門、自由部門どちらも経験してみたからこその思いですね。今後エレ動2018といったコンテストが開催されるのであれば、今のところは自由部門でまた何かしら新しいコトを考えてみたいと思います。また、今回の自由部門での参加をきっかけに生まれた新キャラクター「エム子ちゃん」「ゼロニ子ちゃん」も今後も登場させてあげたいとなんちゃって漫画家気取りにもなれたのもえかったんじゃわ。

 演奏部門には演奏部門の良さがある。確かな技術と魅せる演奏は「これぞエレクトーンの力!!」と感心するほどです。自由部門にはないひきつける要素を持っているのは確かですよね。その一方で、エレクトーン演奏にこだわらないそれぞれの発想でエレクトーンってこんなに楽しいばぃ!!ということにアプローチできる自由部門だからこその面白さもある。どちらを優先するかはひとそれぞれ・・・その中で、僕は自由部門ならではの動画作りの面白さにハマっている自分がいますね。