第357号「"エレチョ"オーディオ機能初試し」

エレチョ作品作りで今回大きな役目を担うのが、2016年7月に実装された「オーディオ機能」でありましょう。この機能は、エレクトーンの演奏をダイレクトにパソコンに取り込める便利な機能です。従来、ライン入力を経てパソコンに取り組んでいた作業を省くことができるほか、高音質で録音が可能です。

●エレチョで実践！オーディオ機能
　本日（9月10日）、エレチョの撮影を行いました。演奏を撮影すると同時に、今回02Cにバージョンアップによる新たな機能「オーディオ機能」を使用しての録音にチャレンジ！7月にバージョンアップしたものの、本格的に活用するのは今回が初めてです。

　それまで「INTERNET」として機能していたボタンに、今回「AUDIO」機能が割り当てられています。インターネット機能は廃止されましたが、オーディオ機能が新しく加わったことで、エレクトーン本来の迫力あるサウンドそのままをパソコンに取り込めることになったので音質が更によくなりました。

　オーディオ機能を呼び出し、空いたファイルを指定します。そして、録音ボタンを押して演奏を開始し、演奏が終わったら停止ボタンを押し一連の作業を終了します。その後、フラッシュメモリをパソコンに挿入し、ファイルを呼び出して再生。→おほほ!!となります。

●録音してみての感想
　今回演奏する欅坂46の「サイレントマジョリティー」をこの機能を使用して録音しました。エレクトーン本体で再生する時はいつもの演奏時と変わらぬ音質で再生されますが、パネルのレジストやその他制御とは独立している為、ランプ類や設定は演奏中は変わりません。そして、演奏し終わったフラッシュメモリをパソコンに挿入、ファイルを呼び出し再生します。
　感想は、音割れも無く快適なサウンドをそのまま楽しむことができました。また、音質加工ソフトを使用して、調整を行ったのですがこれも難なく作業を進めることができました。一層、エレサウンドに磨きがかかったようにおもいます。

●総括
　従来のインターネット機能は1年に1回使うかどうか…の頻度で、僕のエレライフの中ではそんなに呼び出し回数が多い方ではなかったのですが、今回のオーディオ機能はエレ動画を作る際には今後必須の機能だと思うので、使う頻度も高いと思います。何より、クリアな音質そのままをダイレクトにパソコンに取り込めるので重宝しますね。

　さぁ！初めて活用したオーディオ機能。そのサウンドは一体どのようにサイレントマジョリティーで活きてくるのでしょうか。作品完成まであと少しまできました。