★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

エレイラスト動画制作の過程

♪原画は大切にしておこう

 クリスマスも終盤へ・・・。あの盛り上がりは過ぎ去り、また来年へと向かっていきます。このかめブログでも昨日ご紹介しました「エレクリスマステージアメドレー」もご覧くださりありがとうございました。いかがでしたでしょうか。今回は初めて手描きによるイラストを動画に掲載するという挑戦でしたが、発色もよく音楽と相まって楽しい動画となりました。今回はその動画作成についてちょこっと。

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みなさんへのクリスマス大企画として今回の動画作成にあたったのですが、まず演奏するにあたりクリスマスのどの曲を演奏するか・・・結構迷いました。ジングルベルは王道だし、J-POPの山下達郎さんの曲だけ弾くのもなんだかなぁ・・・と思った矢先、思いついたのが「メドレー」形式でした。

よくよく過去の月エレを見ても複数のクリスマスソングをメドレー形式にしているものがありました。そうだ!!欲張って複数の曲をどんどん弾いていこう!


「赤鼻のトナカイ」
「ウィンターワンダーランド」
「ジングルベル」

某古本屋でもクリスマスソング本を買いました。でもあえてエレクトーン譜ではなく、標準的な簡単なピアノ譜。表記からきっと小学生向きでしょう。シンプルなメインメロディーと4分音符での伴奏型が多かったです。

でも、これでいいんです。むしろこの基本からどうやってエレクトーンで演奏するか。そしてつなぎ目は?リズムジャンルは?


エレクトーンの強みの一つは「自分の思っているニュアンスやリズム、音色を鍵盤によるカラーに出せるところ」。弾き方はシンプルでありながら多彩な音が出せる。アレンジャーの腕の見せ所ですね。同じエレクトーンでも弾く人やアレンジする人によって音にかなり差が出てきます。その上、機能をどこまで知っているかで音の出方も違ってきます。


今の自分の感覚を試してみよう。そして弾くだけでなく絵も加えたらどうか。クリスマスらしいサンタさんやトナカイが出てくるストーリー。そして聞く側を「裏切る」展開とか。それがバトルシーンを取り入れるというサンタという言葉から連想されるステレオタイプをバッサリ切り落とすことでした。


STAGEAでバトルを表現?クリスマスなのにバトルシーンが!?という意外性を持った展開へ。キラキラする音を排除し、「ディストーションギター」「短調」という異色なモノを組み合わせ。最後にはハッピーな結末。


エレクトーンでここまでやること自体どうなるか!?と不安になりながら作っていったものの、最終的にはみんなに楽しんで頂けるものが出来上がりとてもうれしかったです。また、ご覧いただいた方からのコメントや、動画UPしてほしい!といううれしいお言葉をいただいたのも僕自身へのクリスマスプレゼントだなァ!!と勝手に解釈しとるんじゃが、こちらこそありがとうです!


写真は原画をエレクトーンの周囲に置いてみました。このたびの動画作成で生まれたオリジナルキャラクターたち。またどこかで活躍してほしいなと思います。