伴奏が2つある時いつも迷ってしまう…
♪エレクトーンのアレンジをする時にいつもぶつかる高い壁。それがこの原曲の伴奏が複数ある場合は、どのように担当させればいいのか分からないこと。例えば、以前自作アレンジをした曲にクリスタルケイの「恋におちたら」という曲があります。この曲はキラキラしたイメージを大切に、サブメロディーにはストリングスとギターの駆け引きがとても美しい1曲です。
《楽器担当分析》
ストリングス:全体的に滑らかなサブメロディー担当。随所に16分音符もあります。
ギター:全体的にリズムバッキング担当。16分音符伴奏がメイン。
ストリングス:全体的に滑らかなサブメロディー担当。随所に16分音符もあります。
ギター:全体的にリズムバッキング担当。16分音符伴奏がメイン。
この2つが同時に出てくる箇所になると、もうお手上げ。ストリングスだけ弾いてしまうとギターがいなくなってさみしい感じ。ギターを弾くとストリングスがいなくなって簡素な感じ。
ここで思いついたのは、エレクトーン左手担当を思いきってギターの16分音符にさせること。その際、余韻が少々のこるようにディレイをかけて、「シャドーストリングス」がいるようにしてみました。
右手はコズミック系音色とシンセチャイムを大げさに入れて前パートのイメージを崩さないように。
右手はコズミック系音色とシンセチャイムを大げさに入れて前パートのイメージを崩さないように。
このようにちょっと工夫することでこのパートをカバーできました。これに気づくのにいつも時間がかかってしまいます。