第548号「ドラクエエレ企画完結！」
夏休み企画として始めた、エレクトーンでドラクエソングを演奏する「ドラクエエレ企画」ですが、エレチョ作品作りが当初より伸びた為、いつの間にか"残暑企画"になりました。しかし!!ようやく、仕上げることができたのです。♪パパパ パッパッ パーン!!
●"ドラクエ"を知るところからスタート！
ドラクエと一言にいっても、その歴史はとても古く1986年に一番最初のタイトルが発売されたそうです。そして、令和時代に入ってもその人気は衰えることなく、ゲームの他、映画化、スマホゲームにもなっていますね。…というのも、こんなに人気なゲームにも関わらず、僕はドラクエのゲームをやったことがありませんでした。サイトを検索すると、特に人気なタイトルは「ドラゴンクエストⅤ～天空の花嫁～」であることを知りました。ゲームの雰囲気を知る為、実際のゲーム実況動画を観察し、ドラクエの世界観を知ることとしました。
●幸いなことにピアノ譜がある！
そんなドラクエを知らない僕ですが、ドラクエⅤ全曲が掲載されているピアノ譜は持っていました。数十年前、大阪に古本のエレ譜探索の旅に出かけた際に"ゲームソングだから"という安易な理由で買っていたのです。なので、ドラクエⅤの曲の中から特に気になった曲をピックアップし、最終的に全部で8曲に絞りました。その後、エレクトーンで演奏できるように、手書き譜として全7枚の楽譜づくりを行いました。
●冒険の書をつくる～序曲に至るまで
選曲にあたっては、ゲームの中でも比較的よく聞く曲を中心に選びました。船出、フィールド、戦闘、そしてドラクエの代名詞である序曲に至るまで自分なりに厳選しました。各曲の雰囲気も異なり、明るいものから不気味さを感じるものまで様々です。
その中でも、特に苦手意識が生まれたのが「勇者の仲間たち（間奏曲）」という曲です。ドラクエⅤのゲームの中では、オープニング画面の次のセーブ画面をセレクトする際のBGMとして流れている曲です。聞いた感じは軽やかな「これから冒険がはじまるぞぉ!!」と感じるようなイメージなのですが。原曲で使われている音は「ピチカートストリングス」風な音なのでした。
実際に演奏してみるとわかるのですが、ピチカートストリングスの演奏は、「バイオリン等の弦を指で弾いて音を出す奏法」を指し、鍵盤においても気持ちスタッカート気味なイメージで演奏するかと思います。更に、運指が結構飛躍的な部分が目立ちます。この2点どちらかが欠けると、モタるような演奏になったり、音が濁ったりとその演奏の難しさを感じました。それに気づくとわかると、一気に「これ辞めようかなァ…」と思ったぐらいでした。
●SFC版原曲にエレクトーンならではの彩りを添えて…
各曲の雰囲気にあわせてレジストレーションを作っていきました。原曲のイメージは基本どの曲もオーケストラ編成をイメージするものが多かったので、弦楽器、管楽器等を中心に選んでいきました。…が!!そっくりそのまま作ってもおもしろぅ無いのぅ…ということで。基本的には、原曲の雰囲気を大事にしつつ、"補強"という形で、キラキラ系音色や、Pad系を少々加えたりして、"遊び"を随所に取り入れてました。
また、戦闘曲である「戦火を交えて」では、演奏ジャンルを"ロック"にし、思い切りアレンジを加えました。リズムは「シンプルロック」をベースに活用し、オルガン、シンセリード、Padといった原曲には無い音も加えました。演奏イメージも"戦闘"といった激しめな音作りに努めました。
●気が付けば半月が経過
一番時間がかかったのが、ラストに演奏した「序曲」でした。何度音作りをしてもしっくりこず、その都度作り直し。ヘンに音を加えると、脱線するし、減らすとスカスカになるし。ここで、思い出したのがやはり「レジメの活用」でした。結局、「SRストリングス」に落ち着く。やはりプロが作成したレジメは活用すべきだと改めて感じました。万能ですね。リズムも、プリセットリズムを大半活用し、一部修正した形で使いました。
そうこうしているうちに、9月も下旬になり。ようやく先週全てのレジストレーション＆リズムが完成しました。夏休み企画だったのに、「残暑企画」…既に、秋なんじゃが。。ようやく、演奏＆撮影に取り掛かり、動画作品として完成しました。
ドラゴンクエストの楽曲は作曲者すぎやま こういちさんのアイディアに富んでいる曲がホントにすごくて、聴いただけで「戦闘」「塔」「フィールド」といった背景を想像できます。スーパーファミコン時代でも音数も限られているかと思いますし、実際の音源を聴いても素朴さを感じる程です。それを今回、ほぼ自由に表現できるエレクトーンで演奏できたことは自分にとってもいい経験となりました。ドラクエというゲームを意識してみるきっかけにもなり、楽しかったです(*´▽｀*)ﾉこれにて、ドラクエエレ企画は完結!!やっと出来てえかった☆
●"ドラクエ"を知るところからスタート！
ドラクエと一言にいっても、その歴史はとても古く1986年に一番最初のタイトルが発売されたそうです。そして、令和時代に入ってもその人気は衰えることなく、ゲームの他、映画化、スマホゲームにもなっていますね。…というのも、こんなに人気なゲームにも関わらず、僕はドラクエのゲームをやったことがありませんでした。サイトを検索すると、特に人気なタイトルは「ドラゴンクエストⅤ～天空の花嫁～」であることを知りました。ゲームの雰囲気を知る為、実際のゲーム実況動画を観察し、ドラクエの世界観を知ることとしました。
●幸いなことにピアノ譜がある！
そんなドラクエを知らない僕ですが、ドラクエⅤ全曲が掲載されているピアノ譜は持っていました。数十年前、大阪に古本のエレ譜探索の旅に出かけた際に"ゲームソングだから"という安易な理由で買っていたのです。なので、ドラクエⅤの曲の中から特に気になった曲をピックアップし、最終的に全部で8曲に絞りました。その後、エレクトーンで演奏できるように、手書き譜として全7枚の楽譜づくりを行いました。
●冒険の書をつくる～序曲に至るまで
選曲にあたっては、ゲームの中でも比較的よく聞く曲を中心に選びました。船出、フィールド、戦闘、そしてドラクエの代名詞である序曲に至るまで自分なりに厳選しました。各曲の雰囲気も異なり、明るいものから不気味さを感じるものまで様々です。
その中でも、特に苦手意識が生まれたのが「勇者の仲間たち（間奏曲）」という曲です。ドラクエⅤのゲームの中では、オープニング画面の次のセーブ画面をセレクトする際のBGMとして流れている曲です。聞いた感じは軽やかな「これから冒険がはじまるぞぉ!!」と感じるようなイメージなのですが。原曲で使われている音は「ピチカートストリングス」風な音なのでした。
実際に演奏してみるとわかるのですが、ピチカートストリングスの演奏は、「バイオリン等の弦を指で弾いて音を出す奏法」を指し、鍵盤においても気持ちスタッカート気味なイメージで演奏するかと思います。更に、運指が結構飛躍的な部分が目立ちます。この2点どちらかが欠けると、モタるような演奏になったり、音が濁ったりとその演奏の難しさを感じました。それに気づくとわかると、一気に「これ辞めようかなァ…」と思ったぐらいでした。
●SFC版原曲にエレクトーンならではの彩りを添えて…
各曲の雰囲気にあわせてレジストレーションを作っていきました。原曲のイメージは基本どの曲もオーケストラ編成をイメージするものが多かったので、弦楽器、管楽器等を中心に選んでいきました。…が!!そっくりそのまま作ってもおもしろぅ無いのぅ…ということで。基本的には、原曲の雰囲気を大事にしつつ、"補強"という形で、キラキラ系音色や、Pad系を少々加えたりして、"遊び"を随所に取り入れてました。
また、戦闘曲である「戦火を交えて」では、演奏ジャンルを"ロック"にし、思い切りアレンジを加えました。リズムは「シンプルロック」をベースに活用し、オルガン、シンセリード、Padといった原曲には無い音も加えました。演奏イメージも"戦闘"といった激しめな音作りに努めました。
●気が付けば半月が経過
一番時間がかかったのが、ラストに演奏した「序曲」でした。何度音作りをしてもしっくりこず、その都度作り直し。ヘンに音を加えると、脱線するし、減らすとスカスカになるし。ここで、思い出したのがやはり「レジメの活用」でした。結局、「SRストリングス」に落ち着く。やはりプロが作成したレジメは活用すべきだと改めて感じました。万能ですね。リズムも、プリセットリズムを大半活用し、一部修正した形で使いました。
そうこうしているうちに、9月も下旬になり。ようやく先週全てのレジストレーション＆リズムが完成しました。夏休み企画だったのに、「残暑企画」…既に、秋なんじゃが。。ようやく、演奏＆撮影に取り掛かり、動画作品として完成しました。
ドラゴンクエストの楽曲は作曲者すぎやま こういちさんのアイディアに富んでいる曲がホントにすごくて、聴いただけで「戦闘」「塔」「フィールド」といった背景を想像できます。スーパーファミコン時代でも音数も限られているかと思いますし、実際の音源を聴いても素朴さを感じる程です。それを今回、ほぼ自由に表現できるエレクトーンで演奏できたことは自分にとってもいい経験となりました。ドラクエというゲームを意識してみるきっかけにもなり、楽しかったです(*´▽｀*)ﾉこれにて、ドラクエエレ企画は完結!!やっと出来てえかった☆
