★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第521号「"エレチョ2019"演出を考える」

夏の甲子園も終え、気持ち日没時間も早くなってきているように思うこの頃です。先日、エレチョの撮影を終えて、パソコンでの作業が多くなりました。今回は、エレチョ2019の作品作りの演出面について考えてみたいと思います。

●エレチョならでは!?エレ演奏に添える何か
 エレクトーン動画作品はその名の通り、エレクトーンをメインに据えた動画であることには間違いないのですが、エレチョ当初からの傾向を見てみると、皆さんの作品に「演出」が施されている面も見逃せませんね。それがあることで、更にエレクトーン演奏が映える、見ごたえが増すという印象を受けます。一言に演出といっても、それは作品制作者のアイディアによるものが多いのではないでしょうか。

 過去の作品に観ることができたのは、「作品にあった衣装の着用」「雑貨を活用したアイテムの登場」「画面多様分割による映像作品」「ダンスの併用」「モーションアニメ(コマ撮り撮影)」「エレクトーン以外の趣味の登場」等々、多岐にわたります。どれも、製作者の個性が光り、時にその凝った魅力から更に笑顔になるものたくさんありました。このように、演出面に力をいれることは、より映像作品として魅力を高め、視聴者をくぎ付けにする効果があると感じます。

●どんな演出が効果的か…!?
 以上を踏まえ、自分の作品を製作するにあたりどんな演出が効果的か…?これが簡単そうですぐには出てこない問題なのです。なぜか…過去のエレチョシリーズで登場した演出の数々に魅了され、それ以上のものが出てこないのです。アイディアとは実に難しい。身近にありそうで、見当たらない。皆さんの作品を見て感じるのが「やられた、そのアイディアがあったかぁ!!」といううらやましい思いです。難しく考えなくてもいい、とよく言われますが…早々出てこないのも演出の難しいところではないでしょうか。

 うーん…うーん…と無理に考えても仕方ないので、再度自分のエレクトーン演奏や、その楽曲から感じることやイメージ等を考えてみました。そして、過去の自分の作品も見てみると、ある傾向が出てきました。そうよ、これじゃ!!これじゃ!!と。ポーンと思いついたアイディアは、実にシンプル、身近なものなのですね。「灯台もと暗し」の言葉にもあるように、自分に近いところであるほど、見つからないもの。そう思いました。

●必要なアイテムを1,000円程度で
 これだ!!と思ったら、早速行動に移します。演出の方法には様々なものがあるのを述べましたが、現実問題としてそれを実現する為の費用がかかる場合があります。衣装を作るにしろ、買うにしろ裁縫費用。雑貨が必要であれば購入費用。画面分割するには、無料ソフトもありますが、有料ソフトもあります。コマ撮り撮影であれば、人形やカメラ等の機材費…。…と!!何かと経費がかかります。

 お金をかければかけるほど、質は向上しやすく、見栄えもよくなる可能性も高くはなりますが、お財布と相談してそれ相応の演出が自分にとっては見合っていると思いました。思いついたら、即行動。お店で買ってきたアイテムは1,000円程度で済みました。このくらいであれば、なんとかなるだろうと思える金額です。もちろん、特撮のような大胆なコトは難しいかもしれませんが、いつものエレクトーン作品に小花を添える程度はできるかと思います。

●エレクトーンを離れ演出をつくる時間へ
 前半がエレクトーン関連の作業であれば、後半は演出面の作成期間です。締め切りまで1か月少々となりました。この限られた時間を使って演出面をこしらえていきます。この期間は、エレクトーンで演奏をしたりなんだかんだすることはひとまずお休みします。それ以外に今度は時間をかけていきましょう。音楽以外のセンスが問われるポイントですね。

 昨日、早速真新しいアイテムを使いました。新品でやる気が出ます。今回演奏するタイトルに関連した演出は正にこれしかない!!と思いました。エントリー頂いた方の中には、ピン!と来た方もいらっしゃるのではないでしょうか…!?思った以上に、時間がかかる作業であり、演出面の完成は来月になるかもしれません。せっかく、自分で決めたことなので、最後まで頑張りたいと思います。


 …以上が今の作業レポートでした。毎年夏になるとエレチョに関連した時間を膨大に費やす期間となっています。その影響もあり、個人作品作りもいったんお休みになっていますが、こちらが終わり次第、またいろんな作品を作っていきたいと思います。また次回のレポートもお楽しみに!