★KAME's ROOM with ELS-02C★

エレクトーンのことをいっぱい書いています!

第513号「"YouTube"好きなエレクトーン動画②」

前回の「好きなエレクトーン動画①」をご覧くださった方どうもありがとうございました。今回は、引き続き、感想をレポートしていこうと思います。一言にエレクトーン動画といっても、ほんといろんな表情があるので…いいよね。

①チームあまくちさん…かつての有名エレ奏者を彷彿とさせる演奏に選曲…!?

 チームあまくちさんは、ここ最近よくお見掛けするプレイヤーさん。顔こそ動画内ではお見掛けできませんが、雰囲気からして女性のような気がします。動画は、エレクトーン演奏ほか、音声のみの動画も投稿されています。チャンネル登録者数は6月12日時点で4,000人に届く程の勢いでファンを着実に獲得されていっています。

 選曲は、主にゲームソングを演奏されることが多く、ドラゴンクエストシリーズファイナルファンタジーシリーズからのBGMをエレクトーンで演奏されています。市販データでの演奏ほか、自作データによる演奏からも、これぞエレクトーン!!という見る者を飽きさせない完ぺきな演奏が魅力。その雰囲気は、かつてニコニコ動画でもにぎわせたあの有名な奏者をも思い出させる(…か、もしくは本人!?)オーラを放っているのは間違いありません!!

 そして、コメント欄には「待ってました!!」かのように、投稿直後にも関わらず、次々と書き込まれていくスピードも特徴的。なかには、海外の視聴者さんから英語のコメントもあり、その演奏はまさにエモいと言えるのではないでしょうか。

 そういえば…以前、あまりの感動に僕もコメントをお送りしました。すると、あまくちさんからは、まさか僕からコメントが届くなんて…!!と驚かれていた様子のお返事を頂戴しました。大変恐縮しましたが、気に留めてもらえていたのは、嬉しかったです///

②ELC 02ヒロミさん…圧倒的存在感「ライオン」の演奏!

 エレクトーンは現在、STAGEA02シリーズが現行機種でありますが、その仲間であるカジュアルモデルが数年前に発売されました。図体がデーンとしているELSに比べ、カジュアルはそのスマートさが魅力。そんな"大人な趣味にカジュアル!!"のコンセプトにふさわしいエレクトーンをご愛用のチャンネルが、ヒロミさんのチャンネルです。

 カジュアルモデルをメインエレクトーンに迎え、音楽ジャンル幅広く選曲されたエレクトーン動画を公開されています。ELSと違い、筐体のコンパクトさながら、迫力ある重低音、重圧音で楽しめるのはまさにカジュアルならでは。そんなコンパクトのエレクトーンをヒロミさんはカッコよく演奏されています。

 なかでも、最新作「ライオン/マクロスF」のエレクトーン動画では、ドラマティックな曲展開が印象的な1曲です。僕も原曲を聴いてみたのですが、とにかくアップテンポ&どんどんテーマ、展開がチェンジしていく1曲なのです。ヒロミさんは、楽譜が発売された直後より、特に演奏されたい1曲だったそうで、その演奏の様子からも「こんなにも好きな1曲だったんだなぁ」という思いが伝わってくる…そう感じた演奏でした。テンポに負けず、でも決して早まらず…鍵盤演奏の難しさを超えて、その先にカジュアルと一体化したヒロミさんの演奏動画は、ぜひ必見ではないでしょうか!!

③Jun nさん…代表作「マクドナルドのポテトが揚がった音」、最新作「音楽戦隊デックレンジャーのテーマ」

 独自のアイディア、音楽的理解、そしてエレクトーンのみにとどまらずサックス、ギター等アコースティック楽器とのアンサンブルも披露するその魅力的動画。ハウス、EDMといったエレクトリックサウンドを取り込んだ楽曲も多い、エレクトーン動画がアガる…!!エレクトーンってこんなにもノレるのかと感じる作品の数々…!!

 Junさんのエレクトーン動画は、他のエレクトーン動画とはまた一味違う魅力があります。一番は、「オリジナル」というキーワードがぴったりくるのではないでしょうか。そう…作曲であります。音楽を自分で創作し、編曲し、演奏…そしてエレクトーン動画という一つの作品に作り上げる。もう"クリエイター"という言葉が一番ピッタリきます。

 なかでもこれは本当にクリエイターだ…と度肝を抜いた作品があります。タイトルに示しました作品「マクドナルドのポテトが揚がった音」という作品です。マクドナルドに行ったことのある人は一度は聞いたことのある「♪テレレ~ テレレ~…」ですね。音になおすと、2音しか鳴っていない…あれを曲にする、と!?…と今でも、その驚きは鮮明に覚えています。どんな作品になっているのかは、ぜひ検索してみてくださいね。

 最新作「音楽戦隊デックレンジャーのテーマ」では、かつて僕が作曲したオリジナルソングだったのですが、なんとそれをかっこいいロックを基調としたアレンジでJunくんがエレクトーン動画作品として公開されました。エレクトーンのみならず、サックス、ベースといった他楽器とのアンサンブル動画に仕上がっております…!!また度肝を抜かれてしまった…!!

 こんなに書いたのに、まだまだあれもこれも!!と印象深い作品は多数あります。また、エレクトーン動画企画にも常連として参加頂いており、積極的なクリエイター活動をされていることを感じます。今後生まれる作品にも期待が膨らみます。

 あっという間に今回も3組のエレクトーン動画チャンネルの感想をダダダー!!っと書いていきました。まだまだ…!!あのチャンネルも書きたい…!!次回以降もお楽しみに。