歌詞には一言も記されていないことば

♪HY「そこにあるべきではないもの」
　この曲はHYのアルバム「TRUNK」に収録されています。沖縄の真夏の光景を歌った歌。ゆったりレゲイっぽい？？曲調に合わせて、何気ない歌詞が歌われます。でもこの曲が伝えたいのは沖縄の景観の大切さ。「炎天下にも関わらず、腰を低くする老婆。～そこにあるべきではないものを拾い歩く姿。」これは歌詞の一部を引用したもの。つまり、この老婆はゴミを拾い集めているという風に捉えることはできないでしょうか？沖縄の美しい景観がこのゴミによって汚れかけている。それを拾い集めている一人のおばあちゃん。
　環境を大切にすることをうたっているこの曲は私も大好き。あえて「ゴミ」というコトバを出さずに「そこにあるべきではないもの」というコトバを使用しているのはみんなに考えてほしいことだからと思います。沖縄に関わらず、どの場所もきれいが一番ですね。